大工さんが建てた家

間のある家

築37年。日本瓦葺き、木造軸組み 土壁の家。

地元の大工さんに「8帖、6帖2間のある家を建てて」と言った今は亡きおばあさんの一言で建った家。

歴史的建造物とまでいくような派手な装飾などなくても、古民家といわれるような体裁はなくても随所に感じるのは材の選定、丁寧に手の入った仕事。そして、大工さん色してるわーーーって私なんかが思ってしまうデザイン。

阪神淡路大震災も経験した家。田んぼの地上げに使ったのは地元天川の土。

住む人にそって、日常暮らしやすくする。時期が来たらメンテナンスをする。
それで十分まだまだ住める。住み継げる家。

高度経済成長から住宅不足と言われ大量につくられた家が今はどんどん余ってきている。

時代の変遷とともに家の様相はガラガラ変わっていって、建てる人も建て方も変わっていった背景の中には時代が錯誤するような部分もいっぱいある。

そして、家によって活用できる家と、悲しくも産業廃棄物化となる家とある。
そして、まだ住める家なのに儚くも、がっさーと壊される家もある。

いつの時代もどんな家も家は住む人と共にある。

家は人ありき。人次第。

文明に左右され、錯綜しカタチになっているのも家。家もまた人と同じく生きていると私は感じてしまう。

大工さんが建てた家を大工さんがなおす

大工さんが建てた家は、秋田大工が無駄にいらわず、活かしながら日常暮らしやすくリノベーションする。

たどれば遠くつながったこの家を建てた今は亡き大工さんと秋田大工。不思議なご縁。

間をつくってほしいと産まれた家。文化、文明の変遷、現代という時代の狭間を生きてきたご夫婦。そして今度はくつろぎの間をつくるために秋田大工が手間をかける。

「間のある家」と命名してプランを作る。

私がくみとり、カタチになるために描くのは、住む人のこれまでとこれからと、そして家から感じる言葉なき言葉のような・・・私はまた身も心も手間というかここにあるストーリに自分をおく。

仕様書みなおそっ。

 

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