和室リフォーム中

和室のリフォーム工事をさせて頂いています。
打ち合わせの結果、
・畳からコルク床へ
・聚楽壁(じゅらくかべ)から杉板へ
・明かりとりにfix窓(はめ殺し窓)の追加
という内容になりました。
どんな風に工事が進んでいるか紹介します。
まずは家具移動と養生。
工事中結構埃が舞います。
養生を中途半端に手を抜くと余分な掃除が増えたりやり直したり結局余分な手間がかかるので、壁・床ともに時間を掛けてでもしっかりしておきます。
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解体。
高い所から解体していきます。先に床を解体してしまうと、足元が悪いだけでなくゴミが全部床下に落ちて掃除が大変なので、床は最後に解体します。
fix窓が入る部分の垂れ壁と庇を解体します。土壁を落とすのでかなりの土埃が舞います。
その続きで床の解体と行きたい所ですが、戸締りのため窓を納めます。
雨漏りのないよう細心の注意を払って防水テープ・防水紙を貼ります。

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床組みの解体。
今回は畳の下の荒板、根太も交換します。築年数が浅ければ床組みを残したままかさ上げできますが、築年数が古いと床のレベル(高さ)が悪く調整しにくかったり床鳴りした時に直すのが大変なので、勿体無い気もしますが交換しました。
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地盤が下がって襖の建て付けが悪くなってるので、既存の調整材を取っ払い敷居の高さを楔(くさび)で調整し直します。土台から出たアンカーボルトが敷居に当たっていたので、敷居の裏を削りました。
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床組み。
コルク材・下地合板の厚みを逆算して根太受け・根太を組んでいきます。
道具を全部外に出して下地合板まで一気に進めたいところですが、降ったり止んだりの天気なので道具は室内で移動させながらの作業になりました。
こういう作業が地味に時間を食います。
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壁下地。
柱と柱の間の土壁部分に下地合板を貼り、杉板が柱以外にも固定出来るようにします。
杉板を貼る部分と貼らない部分の境界に見切りを取り付けます。
杉板は縦貼りと横貼りが出来ますが、長押(なげし)を残し横貼りにすることが綺麗と判断しました。
見切りを一部付けてみてから、見切りは余り出っ張らない方がいいと気付いたので、通常より出を小さくし直しました。仕上がりを想像しながら進めていきます。

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杉板貼り。
杉材だけでも種類はたくさんあります。
赤身の強いもの、赤白混ざっさもの、
無地(節なし)、上小節(小さな節が少しあるくらい)、1等(節あり)、
ホンザネ加工、目透かし加工、
産地も色々あります。
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今回は奈良県の吉野杉で赤身の強く節のあり目透かし加工の材料を選びました。
梱包を開けて確認すると無地の板もそこそこ混ざっていたので、タンスで隠れる部分に節の多い板を貼り、目立つ部分に無地の板を貼ることになりました。
今貼っている途中で、僕自身も仕上がりが楽しみです。
現場の雰囲気というか、工事の流れが伝わったでしょうか?

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