アグリテインメント塾vol.16

先日、神戸市西区で農業を営んでおられるキャルファーム神戸の大西さんが主催する勉強会・アグリテインメント塾に参加してきました。
大西さんは、全国のJA青年部のトップとして活躍された経験をお持ちだったり、野菜ソムリエさんやレストランのシェフとコラボした様々なワークショップをたくさん主催されたり、農園中心のまちづくりの構想をもっておられたり、職人起業塾をベースとしたアグリテインメント塾を開催されるなど、
農家のくせに、行動力や発想力のある方です。
「農家のくせに」というのは、農家さんを馬鹿にしているのではなく、「農家のくせに」というくらい突き抜けている、という褒め言葉です。
今回のディスカッションテーマ①は
「自分はどんな人にみえるべきですか?」
「自分は(実際)どんな人に見えますか?」
です。
職人起業塾で一度考えたテーマですが、こうして再び考える機会は大切だと思います。
以前考えたときの半分以下の時間で、以前より数段マシな答えを出すことができたと思っています。
ちなみに以前の職人起業塾では
「言うことと行動に矛盾がない人」
という少し堅苦しい発表をし、そのとき撮られた動画の自分の表情も硬かったですが、
今回は、
「幸せそうな人、楽しそうな人」
に見えるべきですが、実際には
「固い表情、難しい顔」
に見えていると思うので、
笑顔を増やすことを意識したい。
と発表しましたが、それに対して、
「大工の場合、仕事のときは難しい顔の方が信頼できる時もあるんじゃないか」
「普段はにこやかでも仕事のときはピリッとした空気を醸し出しすような、ギャップじゃないか」
という意見をいただき、
農家の場合は?美容師の場合は?と話が展開していきましたが、
農家は作業中にお客さんに見られる機会はほとんどないから気にしなくていいんじゃないかというところで落ち着きました。
また、ある農家さんの名刺に書いてある文言の話を聞きました。
その農家さん夫婦の、なかなか簡単には真似できないポリシー「私たちは損得ではなく善悪で判断します。・・・」が名刺の裏に書いてあるそうで、僕も次回名刺を作るときに自分のポリシーを考えて入れようと思いました。
今回はどちらかというとテクニックの話で盛り上がりましたが、それも知識として、価値のある内容だと思います。
今回みなさんの意見を聞いていて、やはり自分には
「傾聴する力(人の話をその人の立場に立って聴く力)」が弱いなあと感じました。
「人間の悩みは全て対人関係の悩みである」
というアドラーの言葉がありますが、
たぶん自分は人間関係で傷つきたくないが故なのですが、人付き合いにドライなところがあります。
「人は人、自分は自分」と割り切ることで対人関係の悩みは少ないかもしれませんが、
自分の価値観で人の話を聞き判断するという癖になっていると感じました。
また僕は大勢の前や、特にあまり喋ったことのない人たちの前では結構引っ込み思案で、それも「人は人、自分は自分」という割り切りから、相手に興味を持とうせず、輪の中に入ろうとしない一面を作り出していたのではないかと感じました。
しかし、先日の職人起業塾で人をもっと好きになりたいという自分の気持ちに気づき、以前よりも輪の中に入ろうと思うようになりました。
「割り切りは魂を弱くする」と高橋塾長がよく言われていますが、
「人は人、自分は自分」と割り切ったことで、対人関係の葛藤を避けることができたかもしれませんが、
人との関わりを避ける弱い人間になっていたことに気づきました。
そういう視点から見ると、「人は人」というふうには割り切れず、人間関係の悩みを抱えやすい不器用な僕の嫁に対して、「強い人」または「強くなろうとする人」ととらえることができます。
こういう勉強会に参加し、なおかつ振り返りながら感じたことをより明確に整理することは大切な事だと改めて思いました。
今までの当たり前が当たり前でなくなる大きな時代の変化の最中であるという話の中で、大西さんが中学生とやりとりしたエピソードを話してくれたのですが、5つほどの2桁の数字を全て足す計算をするときに、中学生が紙に書いて計算しようとしていたのですが、中学生たちも既にスマホを持っているので、スマホを使っていいよと言ったところ、スマホの計算機のアプリを使うと思いきや、画面にタッチせずボタンを押してから「25足す67足す・・・は」と音声入力で答えを出していたという話に驚きました。
また、例えばある人のことを説明するとき、いちいち「あーで、こーで」と説明しなくても音声入力するだけでその人の情報が出てくるという、
大きな時代の変化の中であるということを感じるエピソードでした。
ディスカッションテーマ②は時間の都合で説明だけに留まり、
第2部は、歯科技工士の玉串さんのプレゼンでした。
イチローやスティーブ・ジョブズ、アドラー、キムタクなどの有名人の言葉を交えながら、玉串さんの考えや日頃から意識している言葉を紹介していただきました。
示唆に富んだ言葉がたくさんありましたが、時間の都合上、1つ1つをあまり深掘りしなかったので、個人的にはその言葉の意味を半分も理解できなかったように思うのが少し残念ですが、そのなかで自分に一番引っかかったのが、
「やり甲斐とは自分以外の人に喜んでもらうこと、
助けてもらうことは助ける人のやり甲斐でもある」
という言葉でした。
僕自身、人を愛すことに自分の生き甲斐があると感じているので納得できました。
その他気になってメモした言葉を箇条書きしますと、
4つのコミュニケーション
話す、書く、読む、聴く
コミュニケーションとは共通点を探すこと
コーチとは馬車
信頼によって後ろからサポートする
真の強さとは
頼ることであり頼られること
全ての色に役割がある
という示唆に富んだ言葉でした。
途中の休憩で、野菜ソムリエの佐々木さんが、体が温まり免疫の上がる飲み物を振る舞ってくれるのですが、今回は僕のことを気に掛けて下さり、白砂糖を使わず、黒糖と生姜と在来種の蓮根を使って作っていただきました。
蜂蜜のほうが良かったですか?と聞かれましたが、その気遣いが嬉しいです。
また参加者にピラティスの講師をされている方がいたり、貸し農園を借りて自分で畑をしたいという園芸療法士さんがいたり、自分も含め比較的健康意識の高い方が多いように思います。
来月のアグリテインメント塾は農家さんの持ち寄った野菜を佐々木さんに事前に料理していただき、それをみんなで摘みながらの忘年会も兼ねているので楽しみです。
大西さんはじめ参加者の皆さんありがとうございました。

第39回職人起業塾

毎月恒例の職人起業塾に参加してきました。
今回は何名かの方に「ブログ読んでます」や「ブログ絶好調ですね」という声をかけていただき、嬉しい変化を感じました。
しかし今回の冒頭で、「習慣も陳腐化する」という話を塾長がされました。
数年前からこの勉強会に参加されている方々も同じことを感じているようでした。
自分はまだまだその域にまで達していませんが、忘れないように心に留めておきたいです。
この勉強会で学ぶ内容は自分が学びたいことと完全に合致しています。
1つは、
人生をどのように生きたいか
ということ、
もう1つは、
金儲けするスキルをどうやって身につけるか
ということです。
金儲けというと聞こえは悪いかもしれませんが、
今の働き方や収入では、老後でも収入を得ることや老後に必要な生活費を蓄えることは不可能だと思っています。
老後に必要な生活費がなければ、幸せに人生を終わらせるのは難しいと思っています。当たり前か。
そこで、自分の生き方を見つめ直しながら、誰からも認められる金儲けの方法を自分たちで考えるこの勉強会が、僕にとって大きな希望になっています。
この勉強会で出題される課題のテーマは毎回、特にここ最近とても難しいのですが、
考えて自分の答えを見つけることができると、難しかったぶん得るものは大きいです。
毎回テーマは違いますが、何度も自分の内面を見つめることで、誰にも負けない絶対的な強みを見つけ、それを磨き上げながら自分の生き方や仕事に生かしていくというアプローチだということがわかってきました。
今回の事前課題は
「あなたが顧客に与える価値とは?」
です。
「ビジネスで顧客に与える(表面的な)価値は、人が内面にもつ絶対的な価値によって生み出されますが、
あなたがあらゆる個人・社会を通じて常に承認されるべき絶対性をもった性質とは何でしょうか?」
という質問で、
要するに、商売のテクニックやサービスではなく、それを生み出すための根本になる自分の中にある芯はなんですか?ということだと思います。
その質問対して僕は今回答えを2つ用意できたのですが、そのうちの1つ
「自分は人生において、人をたくさん愛したいという気持ちがあること」
と答えました。
続いてメインテーマは
「理論構築はできているか?」
顧客からの絶対の信頼を得て繋がり続ける仕組みを作る=理論構築
そのためにはブレない方向性と、それに根ざした具体的な行動が整合する必要があります。
これらが構築できれば「卓越の戦略」が機能します。
1.あなたの仕事はなんのためにありますか?(方向性)
2.毎日の仕事でなにを行なっていますか?(行動)
という質問に対する僕の答えは、
(先ほどの答えとかぶりますが)
1.愛すべきお客さんに出会い、仕事を通して愛情を注ぐため(に仕事がある)
2.お客さんの立場に立った提案と施工(を行なっている)
と答えました。
今回の課題の答えを見つける過程で、
やっぱり自分が大切にしたいのは
「愛」という原則
であると改めて気付きました。
これまでの自分の発表を振り返ってみても、「愛」という言葉を使うことを避けていました。
恥ずかしいのと、まだ自信がなかったからです。
今回の職人起業塾では言えましたが、普段人前では正直まだ恥ずかしくて言えないと思います。
この塾の毎月の課題で何度も自分の内面を見つめることで、自分の気持ちがより定まり、ブラッシュアップされ、自信がつけばいずれは人前でさらっと腹から言える日が来ると思います。
じれったいので、気にせず言ってしまうのもありかも知れません。
そうやって恥ずかしながらもこのブログを始めました。
「構えて、撃って、狙いを定める」という話があります。
多くの人は、
「構えて、狙いを定めて、撃つ」をしますが、これでは時間がかかったり、狙いを定めてばかりで実行しないことも起こり得るので、
「構えて、撃って、から精度を上げていけばいい」という話です。
その後の懇親会も、交流を兼ねた学びの場でした。
今日はある方の発表に共感する部分や興味を持ち、 懇親会で席が隣になったのでその方と話をさせていただきました。 
以前その方に(いきなり)僕のことをかっこいいと褒めていただいたことがあり、今までかっこいいと言われたことがあまりない僕にとっては変な感覚で、
しかし褒められたら悪い気はしないもので、違和感を感じながらも
自然と僕もその方に興味を持つようになりました。 
返報性(へんぽうせい)の法則と言うそうです。 
話をする中で、僕の考えとかぶるところや見習いたいところがたくさんあり、逆にこちらがかっこいいなあと思わされました。 
その方にも悩みがあって、
簡単に僕の主観でまとめると、
コミュニケーションを取る上で、言葉はとても便利ですが、単語や使い方やタイミングを間違ったり、言葉足らずだったりすると、
自分の想いと違う解釈を相手に与える結果を招いてしまうという(僕自身も最近感じていた)ことを、悩まれているというか気にされていました。
職場で上の立場に立つ人の気持ちを知ることができました。 
「言われる人の立場に立ったほうがいい」とアドバイスしましたが、 
他の方の「突き抜けたらいいと思う」というかっこいいアドバイスもありました。
結局、その方は僕と価値観が似てるから(僕の毎月の下手くそな発表にも)共感してくださり、かっこいいと言ってくれたのかなあと解釈しています。
今回は嫁が欠席したのですが、参加者の方々からお気遣いの言葉をかけていただきました。
仕事と家事や育児の両立による気疲れで休んだのですが、
夫婦で二人三脚でやっていますので、嫁の状態管理も自分のこととして取り組む必要性を感じました。
また今回、人をたくさん愛すことが自分にとって幸せな人生だと改めて思い発表したことから、
先ずは身近な嫁をもっとサポートすることで(手法はなんでもいいですが)愛情を注ぐことをしていきたいと思い、
今まで「自分は自分、嫁は嫁」という感覚でいた自分を反省する機会になりました。
そして最後に塾長から、
「どんなに言葉で取り繕っても、気持ちがあるかないかは相手(お客さん)に伝わる。」
という話を教えていただきました。
そう言われると、その人が本音で言ってるかどうかってなんとなく感覚でわかるような気がします。
そういう意味では、普段から自分の内面を見つめ、思っていることを腹から話せるように、自分の考えをしっかり持つことは大切なことだと思いました。
今月のミッションは自分と嫁の状態管理を整えることです。
他にもシークレットミッションを2つほどいただきました。
前回のミッション、「最高の仕事」の定義を明確にするは達成しました。
http://sonebase-daiku.seesaa.net/s/article/443904957.html
先々月のミッション、「住宅ローンアドバイザーの試験を受ける(だったか資格を取るだったか)」は先日試験を受けましたが、多分落ちたと思いますが毎日忙しい中で苦手分野の勉強に時間を割り当てることができて良かったと思っています。
長文読んでいただきありがとうございました。

ブログで書くことと実際に話すこと

僕はブログを書くとき、何度も文章を直します。
自分の意見を発言することに慣れていないせいか、物事をじっくり考える性格(そうでない時も多々あります)のせいか、
的確な言葉を瞬時に使うことが下手です。
ブログでは何度も修正できますが、
人と会話するときや、自分の意見を発表するときは、
発言に時間がかかったり、口数が少なくなります。
世の中、言葉で成り立っているという話があります。
憲法や法律も言葉で定められているし、
人とのコミュニケーションも言葉がなければ成り立ちません。
自分の頭や心の中にある感覚も、
言葉に置き換えることで初めて具体的に自覚することができます。
そういう意味で、言葉をどれだけ巧みに使うことができるかが、人生の質を大きく左右すると思います。
会話が上手くなると人生の質も高くなると思います。
自分がガンになってそのとき感じたことも、当時漠然と感じた言葉にできない感覚的なものもあったのですが、
後日振り返ったときにその感覚をじっくり思い出しながら言語に置き換えて認識する機会があったおかげで、それが今の志しになっている側面があります。
今までは現場仕事一辺倒でしたが、
この1年は、
職人起業塾やブログなどで自分の中にある感覚的なものや考えを言葉に置き換える機会が増え、
また読書が好きにもなり、言葉に触れる機会が増えました。
だからと言って、しゃべりは全く達者にはなっていませんが、自分の考えを何度も言葉に表すことを繰り返していくうちに、自分の考えがより鮮明になり、
会話においても自分の考えがスムーズに言えるようになっていくのではないかと思います。
今週末に控えた今月の職人起業塾の課題を考えながら、ふとそんなことを思いました。

最高の仕事

前回の職人起業塾で自分の「最高の仕事」の定義を具体的に発表することができなかったので、これを具体的にすることを今月の課題にしていたのですが、なかなか思いつかず、今日文字に起こして考えてみました。
その結果、自分にとって最高の仕事とは、
「弱い立場にある人の役に立ち、自分も儲かる仕事」
と現時点で結論づけてみました。
なぜこのような内容にしたかと言うと、
例えば日本は世界から見れば経済的に豊かな国で、世界には今だに戦争や貧困による難民や孤児たちがいるなか、
同じ時代に生きる自分は、難民や孤児たちより経済的にははるかに豊かな暮らしをしているにも関わらず、自分の生活への意識でいっぱいになっています。
それは日本の枠の中に絞っても、熊本や福島の被災者の方々もそうですし、
もっと身近にも孤独な老人、孤児、片親の家庭など社会的弱者はいっぱいいるわけで、そんな方々に手を差し伸べるわけでもなく自分のことで精一杯の毎日を過ごしています。
まずその弱い立場の方の役に立つことがこのブログのテーマにしている「愛を軸に生きる」ということにも直結していて、
そもそもこの「愛を軸に生きる」という考えの発端は、
自分がガンで死ぬかもしれないと思った時に、
自分の子供が、父親がこの世にいないと言う社会的・経済的弱者になり、子供たちの行く末が心配になったからなのですが、
そんな弱者を見守れるような環境、周りの人々の「愛」があれば、社会的弱者はなくなる、もしくは弱者になっても安心できるのではないか、
と思ったことが自分の中での始まりです。
「最高の仕事」という題から話が少し大きくなったかもしれませんが、
自分にとってはその弱者の役に立てることが、死ぬかもしれないと思った当時の自分の気持ちに沿った行動であります。
ただ注意しなければならないのは、高橋塾長がよく言われる事でもありますが、
経済として成り立たなければ、会社として存続できないわけで、存続できなければそもそもお客さんに価値を提供できないことになってしまうので、
儲からなければ意味がないと思います。
社会的弱者というとほぼ比例して経済的弱者になると思うのですが、そういうお客さん相手についつい安くするのではなく、こちらが儲けながらお客さんも喜ぶと言うのが「最高」であると思いました。
方法としては、
正攻法として、こちらが儲けてもお客さんが喜べる価値をつくりだし提供すること、
または、何かの補助金をふんだくる、もとい頂けるような仕組みを利用できれば、(一時的には)成り立つと思います。
このブログで自分が書いている事は、まだ実際に行動が伴っていないためか大きいことを書いてしまったと思うことが多々あるのですが、まず気持ちがないと行動が始まらないのでその気持ちの整理を兼ねて発信しています。

一般的な職人の天井

今日は1週間の応援最終日でした。
23歳から大工見習いを始め、途中25歳くらいでケツを割ったり35歳と37歳でガンのために休業した期間の合計約3年を引くと、今39歳ですが大工歴13年ほどになることが今分かりました。
今日仕事をしていて思ったのですが、一般的な大工仕事は充分一人前にできるようになっている、もちろんまだまだ得手不得手はありますが、3×6板を貼ったりその下地を組むような単調な作業は、技術的にも効率的にも遠に天井に到達しているように思います。
と同時に大工の日当の天井である(一般的には)2万円にも遠に達しているのですが、それでは全然足らず、建設業の職人の安売りがまかり通っていることを実感しました。
ケガや病気に対する保証もなく、かといって自費で充分な保険に加入できるほどの収入でもないし、大工であるにも関わらず未だに自邸を建てることができず賃貸、貯蓄もあまりなく、老後も安心できません。
しかしこの業界にいると、周りの職人たちも同じなので、「そんなもんかな」という感覚にもなります。
収入面で安心するには、少なくても日当3万円くらい必要だと感覚的に感じていますが、そんなこと言ったら笑われてもおかしくないくらい職人の低賃金が当たり前になっています。
そうなると自分が元請けになり、お客さんに「自分の日当は3万円(例)です」と胸を張って言うか、単純に職人を卒業して経営者になるくらいしかこの業界に残る手段はないのかもと思ってしまいます。
自分が病気になったことがキッカケで、歳いっても病気になっても飯が食えるようにこれからは自分で仕事を取ってくることに力を入れていかなくてはという想いが芽生え、また嫁に誘われたことで職人起業塾に参加するようになりました。
そういう意味でもこの塾は今の自分の希望みたいな存在とも言えます。
決して不満をタラタラ言いたかったのではなく、一人前になった職人ですら収入面で安心できないこの業界やっぱりおかしいと今日仕事しながら感じたことを書きました。
今日は単調な作業だったため、かなりはかどったのですが、はかどっただけに、こんなに仕事をこなしてるのにと感じたことがキッカケで、天井が低いなあと実感した1日でした。もちろんはかどった充実感も味わえましたが。

ガンになった経験 その13(なぜガンになったか)

ガンを治すには、なぜガンになったかという根本を理解しないといけません。
少し毒突きますが、現代医療ではそこを解明しようとしていないように感じます。精々、ガンをやっつけるにはどうすればいいか止まりで未然に防ごうとは思っていないように感じます。
再発・転移する度にモグラ叩きのような治療(商売)をしています。
研究者をはじめとする多くの賢い方々がガンの研究や治療に取り組んでいるにも関わらず、「なぜガンができるのか」という一番大事なことはガン治療のガイドラインや様々な大きな組織のホームページには全く触れられていません。
しかしWEB上には一個人が発信されている「ガンができるメカニズム」ついての考えを書いた記事が見つかります。
僕のガンが見つかった当初、一個人の発信している内容など何の信ぴょう性もないということを医師に言われました。
僕もそう思いました。
一個人が発信している内容を僕が家族に話すと、一個人の発信は注意しなければならないと医師に言われたことを父にも注意されました。
しかし後から思えば、「なぜガンができるか」を解明しようとしない権威の方が信用に値しません。
ごく一部の研究者や個人が発信している本や記事を読んでガンになった自分と照らし合わせて、なぜなったか個人的に思うことを書きます。
あくまで一個人の無責任な発信なので参考程度で読み流してください。
前置きが長くなりました。
1、不自然な糖分・糖質(50%)
(  )の50%は僕が思う原因を占める割合です。
ガンは糖分を餌にすることが分かっています。
ガン細胞がブドウ糖に集まってくる性質を利用して、ブドウ糖に似せたものを患者に投与しガン細胞がどこにあるかを見つけるPET(ペット)検査というものがあります。
ですから糖分の過剰摂取がガン細胞を増やすことは明らかです。
糖尿病も糖分の過剰摂取、
肥満も糖分の過剰摂取です。
逆に言えば、過剰摂取した糖分を消化するためにガン細胞ができたり、血糖値の上昇の繰り返した結果が糖尿病であったり、消化出来ない糖分を脂肪に変えて肥満になったり、それ相応の理由があります。
ガンは「過剰な糖分を消化するために体が作った装置」と考えられます。
僕の場合心当たりがあり、ガンになる2年ほど前にタバコをやめ急激に太りました。口が寂しいので常に飴を食べていました。1日で1袋なくなることもザラでした。飴の原料は砂糖をはじめとする不自然な甘味料です。砂糖は自然界のものではありません。
1度目の手術から転移が発覚するまでは、腸が敏感になっていたため下痢になるのを防ぐために食事を小分けにして食べていました。10時と3時に間食のおにぎりを2つずつと昼食にも食べて常に糖質を摂取している状態でした。
米は本来糖質ばかりの白米ではなく胚芽のある玄米が本来の姿です。米に白と書いて粕「かす」と読みます。
また米は戦や飢饉などのために「備蓄できる食料」として重宝して農耕されるようになったようです。それまではそれほど米を食べる機会はなかったのではないかと思います。要は自然界の食べ物と少しずれているように感じます。
食べ物が簡単に手に入るようになったのは人類の長い歴史から見るとごく最近で、それまでは空腹の状態のほうが多かったのではないかと考えられます。その理由として、空腹時のほうが免疫力が高いそうです。
また、空腹時に血糖値を上げるために人間が保有しているホルモン物質は7種類ほどありますが、満腹時に血糖値を下げるホルモン物質はインスリンただ1つだそうです。
ちなみに糖尿病は、血糖値の上昇の過度な繰り返しによってそれを抑制するインスリンが枯渇してしまう病気ですが、ガン患者に糖尿病を併発されている方は多いそうです。(定かではありません)
不自然な糖分・糖質の摂り過ぎによってガン・糖尿病・肥満という不自然な病気・症状になるのは明らかだと思います。
果物や野菜は長い人類の歴史上農耕される以前から食べていたと思うので、それらの糖分・糖質は品種改良で極度に糖分を高められていなければ問題ないと思っていて、むしろ積極的に摂取したほうがいいと思っています。
2、塩分の摂り過ぎによる免疫力の低下(20%)
これはゲルソン博士の考え方で以前書いたのと長くなるのでメカニズムは割愛します。
僕の場合でいうと、好物の豚骨ラーメンはほぼスープも飲み干していました。他にも濃い目の味が好きでソースをよく使っていました。
3、ファストフードやコンビニ弁当、菓子パンの常食やアルコールやコーヒーの過剰摂取などの不節制による毒素の蓄積と肝臓の疲労(20%)
世間に出回っている食べ物には人間にとって好ましくない様々な添加物や農薬が含まれています。安くて綺麗なものを求める消費者の需要があるからですが、人体にとって毒素と言っていいそれらを常に摂取し続けて解毒・排出できるほど人間の体は丈夫ではないと思います。
またアルコールやコーヒーは嗜好品として悪くないですが、量が増えると肝臓に負担がかかります。肝臓が疲弊すると解毒機能も下がってしまいます。
僕の場合でいうと、ファストフードは大好物でした。昼食にコンビニ弁当や菓子パンなどよく食べました。それらには保存料や見た目を良くする添加物、食感を良くする添加物、不自然な甘味料や旨み成分などの添加物がたくさん入っていると推測できます。何日も放置しても腐らないそうです。
ちなみに海外で津波にのまれた被害者で日本人の遺体だけは腐らないので日本人と分かるそうです。それだけ保存料などの添加物が体に蓄積されているということでしょう。
またアルコールには弱いくせにアホな飲み方をしていましたし、コーヒーは朝、午前の一服、昼食後、午後の一服
と1日4杯以上しかも缶コーヒーやインスタントで飲んでいました。
学生時代、製図の課題をしていて缶コーヒーの空き缶がズラーッと並んでいたと後日後輩に言われました。
当時はそれが不節制という認識がほとんど無く、好きなもの、便利なものを食べ、飲んでいました。
4、仕事などのストレス(10%)
交感神経と副交感神経というものがあり、興奮状態や集中している状態は交感神経が優位になり、逆にリラックスすると副交感神経が優位になります。
リラックスした副交感神経が優位な時に免疫力が上がるそうです。
ストレスを感じている状態は、交感神経が優位なので、免疫力が低下しています。
僕の場合でいうと、朝現場に向かう時も、午前・午後の一服中も、帰りの車中も、1人の時はほぼ次の段取りを考えていました。
もともと頭の回転が遅く、不器用なのでそれぐらいでちょうどいいぐらいだったと思いますが、リラックスした時間が人よりは少ないかもしれません。
これはあくまで僕が思うガンになる原因で、他にも原因はあるかもしれませんが、全体を見て食事が占める割合が多いと思います。食事によって体調も変わるので、体調によって感じ方や考え方までも変わると思います。
食事が人間に与える影響は大きいと思います。
またなにか選択に困った時は、それが自然界において自然な食べ物かどうか、自然な行為かどうかという視点を判断基準にしています。
健康な方は、僕ほど食生活を徹底する必要はありませんが、何度も言いますが「2人に1人がガンになる時代」です。一般的な生活をしていれば、ガンや心臓病や脳卒中など、早かれ遅かれなにか病気になります。
「世間一般的な食生活は病気に結びつく」ということの理解が必要だと思います。
「美味しいもの食べて死にたい」という考えの方も多いので人それぞれですが。
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新婚旅行のときの写真
今より15キロほど肥えていました。
車は嫁がサプライズでレンタルしてくれたダッヂ チャレンジャーSRT8

ガンになった経験 その12

仕事復帰するまで1年3ヶ月ほど自宅でゲルソン療法を本格的に実践してきました。
その間の生活資金は毎月両親に援助してもらったり、貯金を切り崩したり、たまたま別名目で借りていた借金でなんとかやってきました。
障害年金というものが年金の中にあって、あまり知られていないようですがガンや糖尿病の場合でも生活や仕事が制限される場合には支給対象になります。
厚生年金に加入していれば障害厚生年金が1〜3級まであり、僕の場合だとたぶん3級に該当するのですが、自営業の大工である僕は国民年金しか入っておらず(入れず)、国民年金に付随する障害者年金は1〜2級までしかないので、主治医に申請書類に一筆書いてもらいもしましたが審査は通りませんでした。
主治医はこの申請書類が初めてなのか不慣れなようで、この障害年金がガン患者にあまり浸透していないようです。
また最近知った話で、僕のようにガンで仕事を休業し、子供がまだ小さいため嫁が働きに出れないような場合には生活保護が降りやすいそうです。
このことを知っていれば借金しなくても済んだと思います。
「2人に1人がガンになる時代」なだけに、障害年金、生活保護共ガン患者にあまり知られ渡っても予算の面で困るのかも知れません。
収入が途絶えると、今後の生活費の面で不安に思う嫁と、貯金や両親の援助で治療を(休業を)続けられる範囲で続けたいと考える僕の間で、よく衝突が起きました。
治療しながら今後の仕事のことも僕に考えて欲しい嫁と、
今は療法に集中したい僕、
どちらも真っ当だと思いますが、当時はお互い相手が理解出来ませんでした。
ガンになることは、命だけでなくお金の問題も出てくるということです。
治療の話に戻しますが、がんセンターでの血液検査が3ヶ月に一度、CT検査が半年に一度あります。
ゲルソン療法では血液検査で免疫力をはじめとする体の状態を表す様々な数値を月に一度把握する必要があります。
そのため、がんセンター以外にも近所の病院で血液検査を受けました。
毎月検査結果や体調の変化、また質問などをコーチの氏家さんに報告し、その都度アドバイスを頂いたりスケジュールを調整して頂いています(今現在も)。
ゲルソン療法とは関係ない話ですが、個人的にCT検査を控えたいと思っています。というのも初発の時から今まで8回ほどCT検査を受けていて、医療従事者(放射線作業従事者)が浴びても良いとされる放射線量をゆうに超えているからです。
日本の医療被曝量は世界平均の約5倍、イギリスの7倍の常々世界第1位です。医療被曝量に制限はないようです。
がんセンターの主治医に、「自分がCTを受けたいと思った時だけ受けられるようにしたい」と伝えたところ、
「CT検査の被曝量による危険性よりも再発・転移を見逃す危険性の方が高い」と反対されました。
その考えも分かるのですが、だからといって多量に放射線を浴びるという考え方がしっくりきません。
僕自身もう再発・転移しない前提で信じて生きているのと、今まで自分の体を全くいたわらずに生きてきた反省みたいなものもあり、できるだけ放射線を浴びたくない気持ちがあります。
「CT検査を受けないのであれば、血液検査は近所の病院でも受けられるのでそもそもがんセンターに来る意味がなくなってしまいます。」と言われました。
がんセンターとは良好な関係を保ちたいですが、自分の気持ちを曲げてまで主治医に合わせるものでもなく、がんセンターでは定期的には年1回の血液検査と診察のみで、あとは地元の病院で血液検査を受けることにしました。
しかし、肝臓の数値が高くなったことが一度あり、CT検査を受けたいと電話で申し出たところ、また同じような話をされ、こんな押し問答を何度もして嫌な気分になるくらいなら定期的に年に一度受ける程度ならそれも妥協点として悪くないかと考えが変わり、年に一度のCT検査と3ヶ月に一度の血液検査になりました。
主治医の言うことに合わせていれば楽ですし、自分の意見を通せば押し問答が繰り返され疲れます。
自分の気持ちを大切にすることがいいように思いますが、どちらを取るか難しいところです。
Facebookを見ていると、糖質制限の記事が目に付くようになりました。糖分はガンのエサであることは常識になっています。
ゲルソン療法では、野菜ジュースという形で糖分を摂取しますし、ジャガイモなどの焼き野菜で糖質も摂ります。
ゲルソン博士が臨床を重ねてきた療法なので大丈夫だと信じたいのですが、とはいえ正直心配にもなります。
そこで氏家さんに質問したところ、
今そのような質問が多いらしく、
糖質制限の考え方では、
糖分を摂らなくても肝臓のケトン体が糖分の役割を果たすので糖分は必要ない
というものですが、
ゲルソン療法の考えでは、
ガン患者は肝臓の機能が弱っていて実際にケトン体が正常に働くかどうかが疑問で糖分もある程度必要なのではないか、という考えです。
というような返答を頂きました。
そういう疑問が聞ける方がいると心強いです。
1年半ほぼ塩分を摂りませんでしたが、全く問題ないです。
ネットの世界ではゲルソン療法してみたけどもうひとつだったとか、コーヒー浣腸は危険だ、塩分を取らないのはどうか、といった記事やブログをいくつも見ましたが、実際自分で実践して全てウソだったり、誤った知識でされてることが分かりました。
ネットの噂は何の当てにもならないことが分かりました。
やっぱり僕にとってエビデンス(それを選ぶ根拠)はその人(今回はゲルソン博士)の考え方です。
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マックス・ゲルソン博士
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こちらはゲルソン療法の次に好きなケイシー療法のエドガー・ケイシー
このポーズ当時流行ってたのかな

ガンになった経験 11(ゲルソン療法スタート)

3日間コーチの氏家さんからゲルソン療法のレクチャーを受けた後、自宅で実践していく事になりました。
(ここからはゲルソン療法で実践したこと綴りますが、読まれる価値のある内容が書けるか分からず、ただダラダラした説明になってしまうかも知れませんが「こんなことするのか」程度で読み流してください。)
自宅に帰ってすぐ、ゲルソン療法に必要な食材、サプリメント、調理器具、治療器具などを嫁に注文してもらい、台所などの作業スペースを嫁と相談しながら整えていきました。
食材と調理器具は日本で調達出来るのですが、欧米発祥の療法である為、ジューサーとサプリメントはアメリカから輸入することになりました。
ジューサーはポイントさえ守れば日本製のものでもいいのですが、野菜ジュースを1時間毎に1日計10回以上作って飲むので、作業効率や野菜から搾り取れるジュースの量を考慮し、ゲルソン療法が勧める「ノーウォークジューサー」というジューサーを輸入することになりました。
結構な出費でしたがジュースを搾り取れる量からして元が取れると判断し、また両親から「ジューサーは治療器具でもあるし援助するから遠慮するな」という言葉に甘えて購入しました。
https://youtu.be/ucVDF53MAR4
動画はジュース作りの工程が分かります。
食べ物を消化することはかなりのエネルギーを消費するらしく(食べ物によりますが)、ガンになった人は既に消化能力が弱っていて、消化にエネルギーを費やさずに代謝機能や治癒反応の為にエネルギーを蓄えておかなければならないという理由で、消化の良い食べ物を食べます。
同じ理由で運動もほとんどしません。
搾りたての野菜ジュースも同じ理由で、消化の悪い食物繊維を砕いてジュースに混ぜてしまうミキサーではなく、食物繊維と水分(ジュース)を分けるタイプのジューサーを選びます。
日本では石臼式ジューサーというものが一般的で家電量販店や通販でもたくさんの種類が選べます。
主に人参とリンゴのジュースを作っていましたが、家族の分を含めると人参を週に40kg以上、仕事を復帰するまでの約1年半購入していました。今現在も量は減りましたが続けています。
食事は主に野菜中心で、ベビーリーフやトマトなどの生のサラダ、鍋で弱火でじっくり温める温野菜、オーブンで焼くだけの焼き野菜と、穀物としては植物性タンパク質が豊富なオートミール粥、その他必要な栄養を補う為の10種類ほどのオーガニックのサプリメントや亜麻仁油があります。
あとヒポクラテススープといって7種類の野菜を煮込んで繊維を取り除くために濾したスープがあります。調味料は何も入れませんが味も香りもいいです。
それでも一般的な食事と比べると物足りないですが、素材の味がして毎日三食美味しく食べています。
何より体にとって優しいものばかりで、消化が良く栄養豊富で、離乳食が始まった赤ちゃんでも心配なく食べられる食事です。
ジュース、食事と同じくゲルソン療法の重要な要素の一つが解毒です。
その代表的なものがコーヒー浣腸です。
少し汚い話になるかも知れませんが、それ専用に作ったオーガニックのコーヒー液約1リットルを肛門からチューブを通して大腸に入れ、理想は約15分、自分は0.5リットルで10分程度しか持ちませんが、腸内に留めた後トイレで排泄します。
コーヒー液のカフェインをはじめとする成分を大腸が吸収し、門脈という太い静脈を経由して肝臓へ行き、肝臓の胆管を刺激して広げます。すると胆汁が肝臓に溜まった毒素を洗い流します。
これを1日4回ほど3〜4時間置きに行い、肝臓に溜まり切らずに全身の細胞に散らばった毒素を新鮮な野菜ジュースの力も借りて新たな毒素を許容できるようになった肝臓へ送り、同じことを繰り返しながら少しずつ毒素を排出して行きます。
胆汁で流された毒素は再び小腸で吸収されてしまうのですが、それを何度も繰り返していくことで少しずつ排出していきます。
ジュース作りやコーヒー浣腸とそれらの下準備、その他諸々で1日の大半をそれで過ごします。
ちなみに最初の3日間のワークショップのとき、嫁は頭がフラフラしてきたそうで、体から悪臭を放っていました。
新鮮な野菜ジュースとゲルソンの食事で体に溜まっていた毒素が動き出したんだと思います。
僕の妹にもジュースや食事を体験してもらったのですが、頭がフラフラして車を運転して帰れるかということがありました。
治療を始めて3〜4か月した頃、午後になると腹痛が2〜3時間起こる日が1週間ほど続きました。治癒反応です。
体の毒素が減り、栄養が蓄えられて細胞が力を取り戻し、手術後修復しきれなかった組織が回復したのだと思います。
当初、手術の影響で腸が癒着でもしているのかと思いましたが、振り返ってみて治癒反応であったと気付きました。
今日はこの辺で。