セブンイレブン創業者の仕事術

おはようございます。

最近朝方3時過ぎに起きております。朝の静かな時間は集中できます。

近頃は日中も寒く、仕事中もアツアツの風呂が恋しくなってます。

今日は書評というか要約というか。

大変長くなってしまいましたが。

セブンイレブン創業者、鈴木敏文氏の仕事術を第三者が書いた内容。

買ったきっかけはamazonサイトで物色中にタイトルに惹かれて、レビュー・評価を見て、鈴木氏に興味を持って、だったと思います。

ポータルサイトをもつamazon、googleのようなグローバル企業が圧倒的な存在になってますが、本書は、「事業の存続に企業の大小は関係ない」ことがわかる嬉しい内容でした。

鈴木氏は日本でセブンイレブン1号店を開店させた人物として有名ですが、

彼は事業を行う上で、

【顧客の立場で考える】

というシンプルかつ普遍的な考えを基にしています。

よく似た言葉に「顧客のために」という考えがありますが、それはときに売り手側の都合のいい「顧客とはこういうものだ、こうあるべきだ」という決めつけにすり替わる可能性があり、立場を使い分けたり過去の延長で考えてしまうことがあります。

 

「顧客の立場で考える」とは自分自身にもある

【わがままで矛盾した顧客の心理】

を思い起こして、自分だったらどんなものを求めるかと思いを巡らせ、次々と【仮説を立て】、主客一体で顧客になりきることだと言います。

勉強とは、突き詰めると過去の経験の積み重ねをなぞる作業に過ぎないことが多く、新しいことを始めるとき、最初に必要なのは仮設であり、仮説はそうした勉強からは生まれない。

「わがままで矛盾した顧客としての自分自身」を客観的に見るには、

【もう一人の自分】を置いて視点を切り替え、売り手としての余分なフィルターを外すと、買い手としてのニーズがどんどん変わっていることがわかる。

言葉で言うほど簡単ではないが、これを心がけるしかないと。

【もう一人の自分を置いて曇ったフィルターを外すこと】が鍵のようで、是非とも習慣にしたいですが、まずはその時間を設けてワークとして一度やってみない事には始まらない。

とりあえずこのブログでワークした結果をアウトプットするミッションを今月立てました。

そう考えると、私は自分の家の工事を自分でできますが、顧客体験する絶好の機会と考えると、あえて他者に工事してもらった方が純粋に顧客としての体験ができ、自ら様々な不満や要望を感じ知ることができる、業者選びから勉強できるなぁと。

これもシュミレーションできる力がを鍛えれば、実際の体験ほどではなくとも、改善すべき点、売りにすべきことを知ることができると。

これ面倒くさいけど、毎日鍛え続けると読書やブログと同じくらいに、自分を磨くための貴重な武器になると感じました。

 

「顧客だった頃のセルフイメージ」「素人目線」を見失わないためには素人だった自分を反省してはならないそうです。

プロとして成長する上で、未熟な面を普通は修正してしまいますが、顧客の気持ちを理解する上で、素人感覚を失うことはむしろマイナスになります。

競合相手、目を向ける先は同業他社ではなく、

【目まぐるしく変化する顧客のニーズ】

で、「同業他社を見ること」も勧めていません。【顧客の強いニーズから目を離さなければ、経営は揺らぐことはない】ということです。

一見、上手くいっている同業他社のものまねは楽なように思いますが、同じことをするという制約が発生し、やがて価格競争に巻き込まれます。

ものまねは絶対本物以上になれない。

いかに買ってもらうか、いかに選ばれるかという「物余りの時代」に同じ2つのものは必要なくて、本物以上になれない「ものまね」は相応しくない。

一方で、ものまねしない経営は一見大変そうに思えますが、制約がなく自由に考えられるという発想に切り替えるべきで、オンリーワンという絶対的強みは、「物余り」という時代に合っています。

 

人間には

【満足することなく常に新しいものを求め続ける】

という際限のない欲望があり、それが「生きる」ということであり、人間の本質です。

人間は、不景気であったとしても、経済的合理性だけで動いているのではなく、ものが飽和している時代であっても、新しくて価値のあるものを提供すれば必ず買ってもらえます。

業績が伸び悩む原因を時代のせいに責任転嫁すれば、なんの進歩もないですが、顧客は新しくて価値を感じるものを常に求めている、と考えれば、売り手としていろいろなことに挑戦する価値が出てきます。

 

何故自分は売れないのか、うまくいかないのかと言えば、

【仮説創出力の欠如】

が理由であり、何も挑戦しなければ成果は出ません。それは仕事をする気がないのと同じです。

しかし人間は妥協するより本当はこうありたいと思っている、

挑戦しようとする意欲・心境が

【生きる】ということ。

 

間違った情報に流されないためには、自分の考え方をしっかり持っていなければならない。例えば「不況で消費が低迷した」という情報を鵜呑みにすると「安くしなければ売れない」と解釈してしまいます。

しかし本質は、供給側が消費者の購買意欲を喚起するような新しくて質の高い商品を提供せず、新たな需要を掘り起こせずにいることです。

高橋塾長が、「自分の価値観を定めるには、読書によって『人生の間接体験』をたくさんする事で定まってくる、人生経験がが価値観を定める判断基準になる。」と仰っていました。自分を磨く上でやはり読書は大切です。

情報は人を介せば介すほど伝言ゲームになり【つじつま合わせ】がされた情報になる。情報伝達は可能な限りダイレクト・コミュニケーションに徹する。

人を介すと、その人のパラダイム(色眼鏡)や都合でニュアンスが少しずつ変わっくる場合があります。

つじつまの合いすぎる話や耳に心地よい話ばかりでは気がすまないという感性が持てるかどうかで、完全に鵜呑みにせず疑う意識が必要です。

 

【圧倒的に差別性のある商品を生み出すには】

人間は一人で自分のことを考えていると、保守的になりがちだが、相手がいて対話があると、そこから力を得て前向きな思いが生まれてくる。

また相手に指示を出し、それがいかに適切な指示であっても、一方的な伝達であれば、相手の依存を生み、自分も多大な時間を取られる。

相手を引っ張っていくリーダーシップよりは、対話力で相手の自律性を高める奉仕者的なリーダーシップが大切。

発注対受注という一方通行の関係ではない「対話に基づいた共創」こそが圧倒的に差別性のある商品を生み出す。

対話を何より重視した誇大ギリシャの哲学者たちも、人間の魂はいろいろな思い込みによって曇っているが、多くの人との対話によって浄化されていくと説いた。

つまり対話によってものごとの一番大切なことが明らかになっていく。圧倒的に差別性のある商品を生み出すには、思い込みによる曇りを取り払うために多くの人との対話が必要であるということです。

要は、私の苦手分野の【コミュニケーション】をできるだけ【多くの人と】とり「磨き続ける」ことで、道が開けるということでした。いろんなところに顔を出したり、今まで以上に相手の意見を聞くことを大切に心掛けようと思います。

 

【新しいものを生み出すには】

素人が専門家のやり方に合わせるのではなく、専門家が素人の発想に触れ、素人の発想を潰さず、一種の「自己否定」を経て新しいやり方に挑戦していく。

現実に直面すればするほど、人の話が耳に入り、つい否定的になってしまいがちだが、組織がぐらつかないためには、上に立つものが、挑戦する価値があることを信念として押し通し、現場の社員たちに対して大切なのは、素人の意見でいいから前に押し出してどんどん進めるようにし、言われたからでなく、自分でものごとを決定し動かしていると実感させること。トップの信念と現場の決定権が、新しいことをする上でブレずに進める方法。

反対論者が常識や既成概念から理屈を振り回そうとも、また、儲かるか儲からないか議論する前に何よりも【顧客のニーズ】があり、そのシンプルな原点、考え方が新しいものを生み出す。

反対が多ければ多いほど、実現できたときには、ほかにない全く新しいものを生み出すことができる。【妥協なき経営】

賛成意見が多いほど参入しやすく価格競争に陥る。反対意見が多いほど、人が嫌がることほど、参入しにくく他にない価値を提供できる。

妥協なき決断をする上で重要なのは、難しくても【もう一人の自分】を置いて自分を見ることを心掛けるしかない。妥協なき挑戦を積み重ねることで、他社に追従を許さない日本で最大最強の小売企業へと成長した。

企業の規模の大小は関係ない。既存の小売店が凋落したのは規模が小さいからではなく、労働生産性や物流の生産性が低いことに問題があって、もっと機能的にして生産性を高め、顧客のニーズにきめ細かく応えていけば成り立つはず。

目の前の石垣を一つ一つ積んでいかなければ、いくら先を眺めても仕方ない。相撲取りも一番一番、サッカー選手も一試合一試合全力で戦い勝つ積み重ね。

優勝や店舗数は結果であって、店舗数を目的にしたら単なる数合わせでしかなくなる。

人は手段が目的化すると必要以上のものを作りたがる。コストを抑えるために本部を移転する際に、多くの企業は本部移転プロジェクトを組み検討しているうちに、いつのまにか本部移転が目的になり、本来の目的と無関係なコストがどんどん膨らむみ、本末転倒であることを誰も気づかないことがある。

現代のビジネスは複雑で難しいと言われるが、我々が難しく考えることでその問題から逃げている側面もあり、【素直に考え、当たり前のことを行う】だけでいい。

 

以上です。とてもいい内容だと思いませんか?

学びっぱなしでは身につかないので、習慣に落とし込まなければ意味がありません。

 

【まとめ】

「顧客の立場で考える」という基本がある。

自分にもある「わがままで矛盾した顧客の心理、目まぐるしく変化する顧客のニーズ」を検証する。

新しいことをするためには、過去をなぞる勉強よりも、仮説創造力が必要。仮説を立てるために「もう一人の自分」を置いて曇ったフィルターを外し、顧客の立場、素人の立場をシュミレーションする。

仮説創造力を毎日鍛えることが、読書、ブログに並ぶ三大柱になると感じた。それを習慣にするため、シュミレーションしたことをブログでアウトプットしていく。

「生きる」とは妥協することではなく、本当はこうありたいと挑戦すること。「妥協なき経営」をするには、価値観・考えをしっかり持ち、反対意見よりも「顧客のニーズ」を優先する。

多くの人と対話することで曇ったフィルターを取り除きながら浄化して行き、圧倒的に差別性のある商品を生み出す。

賛成意見が多いほど参入しやすく価格競争に陥る。反対意見が多いほど、人が嫌がることほど、参入しにくく他にない価値を提供できる。

専門家が素人の発想に触れ、素人の発想を潰さず、一種の「自己否定」を経て新しいやり方に挑戦していく。

顧客の立場を素直に考え、当たり前のことをコツコツ積み重ねる。

 

長くなりましたが以上です。ありがとうございました。

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