藤原ひろのぶさんお話会 その3 貧困問題の原因

開発途上国の貧困問題は先進国に住む我々の生活と直結しているというお話を聞きました。

日本の1人当たりの食料廃棄量は世界で7位、アジアではダントツ1位。
国の発表では、日本の食料廃棄量は全体で1千900万トン、そのうち612万トンが食べれるのに捨てられています。
これは世界の食料援助量300万トンの2倍もの量。

以前1993年に冷夏の為コメ不足になった日本は、タイの一番良いお米2000万トン送ってもらったが、「美味しくない」と大量に廃棄した。
一方タイでは国内で足りなくなった米の価格が高騰し、食べれなくなった人や餓死した人が出た。

開発途上国では大豆、小麦、パーム油、ゴム、コットンなどを先進国に輸出するためにプランテーションという大規模農業を行い、連作障害で荒地になった土地を放置してはまた次の土地へと移動している。
その荒れた時は政府がひた隠しにしている。

コーヒー豆1kgで約80杯のコーヒーができ先進国で売り上げが2万7千円。
このコーヒー豆1kgをエチオピアの農家からたったの8円で購入、今は少し上がって10円。
2万7千円には人件費や経費が掛かっているわけですが、出している利益を見ればもっと現地に還元しても良いんじゃないの?

 

コートジボワールで、親に売られた子供がチョコレートのカカオ農場でほぼ奴隷のようにして働き、先進国の僕たちがこの子たちの作った食べ物の恩恵を受けている。

服(縫製工場)
バングラデシュで、1日10時間労働、1ヶ月4回休んで月収7千円。
お米が25kg 3,400円と家賃3,000円で月収をほぼ使い渡してしまいます。
両親が必死に働いても幼少期にご飯が食べれず栄養失調で脳に障害が残った子もいるぐらい。
現地の縫製工場はメーカーのほぼ言いなり。提示された値段を断れば仕事は無くなる。日本の下請けよりひどい扱い。
それに応えようと必死になってその行き過ぎた結果、ダッカの工場のビルが倒れて問題になったが、この事件をきっかけにファストファッションはバングラデシュからサッと居なくなった。
◯ニクロもすぐに撤退したそう。

先進国の僕たちの生活はこういう人たちの労働力の下支えによって成り立っている。
服もいっぱいあり、チョコレートも買える。
実は先進国の方が支援されていて、貧困問題への活動は取り過ぎた分を返しているだけ。
我々は身近な人から取り過ぎれば謝りながら返すが、国境があることによって搾取している事が見えなくなっている。

 

俯瞰して見たとき、日本人は食べ過ぎて病気になっていて、海外から大量に輸入して大量に捨てている。
一方で途上国のでは子供達がお腹を空かしている。
気付けば普通じゃない。気付けないからそれができてしまう。
しかしそれを知れば人間はそれができなくなる。知ることは物凄く大事。

以上の話から、我々先進国の経済は開発途上国の土地を荒らしながら有限な資源と尊い労働力を搾取しながら成り立っているという事が分かりました。
先進国側だけの世界を見て日々を過ごしてきましたが、全く全体像が見えていませんでした。
つづく

 

今日のまとめ
・開発途上国の土地を荒らし、有限な資源と子供を始めとする尊い労働力を搾取する事でたくさんの安い服や食べ物を享受しているが改める必要がある。

有難うございました。

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