第57回 職人起業塾 N-Styleホットシート 振り返り

開催当日からだいぶ日数が経ってしまいましたが、振り返りたいと思います。

今回はホットシートの回で、ホットシートとは日本語で熱い席という直訳になり、今回は太子町に事務所を構える工務店で、私も去年は仕事で大変お世話になりましたN-Styleさんが主役で、

参加者全員で3つのテーブルに分かれて、当社の新たなビジネスモデルのアイデアを出し合い、それぞれまとめたものを発表し、実際のビジネスモデルとして参考、または活かして頂くという、言わば、マーケティングを学ぶ同士がその一社のために力になるという熱い回でした。

ちなみに次回8月は私の番です。汗

当社は社長を含め確か7名ほど正社員の大工がいて、それ以外にも社員ではありませんが常時在籍メンバーや応援要員がいて、対企業、対エンドユーザー両方が顧客で、電磁波対策や、飲食店や地域コミュニティとのコラボ企画、電気工事やガス工事、水道設備工事、クロス貼りなどもこなせる多能工として活躍するために、研修や活動に力を入れておられます。

また若手大工見習いが2名在籍でうち1名は女子で、普通の工務店とはひと味ふた味違った雰囲気です。

今回はその管理職的立場の飯田さんが自社のプレゼンや質問への応答をされ、いつもは陽気な飯田さんですが、いつになく緊張されていましたが、社員の出来ていないことがあまりにも多過ぎて、困惑されていたようでした。

去年私も一緒に仕事をさせていただき、横で見る限り皆さんそれぞれ頑張っていることがわかりました。

しかし、この起業塾でご自身達が発表したことができていないことが多いのも事実で、私が感じるのは「やらされている感」です。

自分が「したい」からではなく、立場上「しなければならない」の方が勝っているのではないかと思います。

自分がどうなりたいというものを考える時間がないのか、考える気がないのか、人間誰しも起業家的な意識を持っているわけではありませんが、個人事業主であれ、正社員であれ、アルバイトであれ、「自分がどうなりたいか」というのは、自分のための重要なことですから、今一度考えて欲しいと思います。

「人は困りごとがあって初めて動く」ということを最近聞いて非常に納得したんですが、そういう意味では、もっともっとノルマを与えて困らせることで、「一度ちゃんと自分の人生を考えなければ」と自発的になって頂ければいいですが、逆効果になる可能性もありますし、難しいですね。

そんな先の見えない個人的な意見は置いといて、今回まとまったビジネスモデルは非常に良いものができたと思います。

当社は元々、社長がもう一人在籍されていた大工さんと一緒に現場に出られていて、外装屋さんや塗装屋さんなどの協力業者さんから非常に信頼できる工務店だったらしく、安心してエンドユーザーさんなどを紹介出来ていたそうですが、今現場に出られている大工さん達は経験年数の浅い職人が多く、協力業者としては安心してエンドユーザーさんを紹介しにくく、多くの協力業者さんの気持ちが少し離れているのも事実で、電磁波対策や多能工に力を入れる前に、大工の基本的な現場力に力を入れて欲しいという協力業者さんの熱い意見がありました。

そこがしっかり確立すれば、協力業者さんとの強いつながりで、仕事の紹介し合いが増え、一番確実に収益に繋がるというビジネスモデルとなりました。

もちろん、電磁波対策や多能工、他者とのコラボ企画などを否定するものではなく、それらが重要な要素であっても、まず順序を整理して、今すべき大切なことが見えてきたという感じを受けました。

開催当日からこの振り返りまで日数が開いてしまったこともあり、記憶が薄れてしまった部分もあると思います。反省。

次の次の次、8月の回は私の番ですが、自社の説明をするパワーポイント(パソコンで作る資料)を作らなければなりませんし、「50の質問」という自社のことを理解して頂くための解答も書き直す必要がありそうですし、忙しくなりそうです。

北陸旅行

先日、仕事が忙しかった5月の休めなかった分を取り返す感じで、3泊4日の家族旅行に北陸の方へ行ってきました。

ただの日記ですが、よければお付き合い下さい。

仕事でもお世話いただいているウチの賃貸マンションの管理人さんから、妻がおすすめスポットを聞いたらしく、折角なのでそっち方面に行くことにしました。

宿も調べたんですが、前から気になっていたキャンピングカー の方が面白そうだと思い、宿は取らずキャンピングカー を借りました。

福井県の道の駅で寝た朝の風景。

ディーゼルターボで、重たい車体でありながら乗用車並みの加速でストレスなし。

しかし車体の形状から風を受けやすく、「80キロぐらいで走ってね」と言われておりました。

確かに高速の下り道になると、風を受けやすくフラついて少しビビりました。

あと大型トラックよりも大型バスが横から追い抜いて行った時の風圧が中々のもので、注意してても大きく横に振られます。

内装はどうかと言うと、簡易トイレ・ミニキッチン・常時二段ベッドなどが付いていて、運転席上は床を引き出して大人2人ぐらい寝れるスペースと、真ん中のテーブル部分も折り畳めば大人1人ゆったり寝れる感じで、常時二段ベッドと合わせて大人5人くらいは寝れるサイズ。

確かスペックでは6人だったような。

ウチは大人2人子供2人なので、テーブルスペースはそのまま変えずに寝れました。

右ミニキッチン・左扉簡易トイレ越しの奥常設二段ベッド。

トイレは子供が最初に2回ほど使ったのみで、次回借りるときはスペース取るので要らない。

外からトランクを開けた時の写真。二段ベッドの下側とその下のトランクが空きます。

二段ベッドの下にこのトランクがあります。

おすすめされたスポット。

江戸時代にタイムスリップしたような、いいお庭でした。中は撮影禁止で写真ありませんが。

お寺までの道中。

時間が止まったような空間でしたが、写真ではわかりにくいですね。。

ここはとあるパン屋さん。

せっかく何県もまたいで移動するので、その県で有名なパン屋さんを調べて立ち寄ろうという裏ミッション的なことをしましたが、評価の高いパン屋さんだけあって、午後は売り切れの店が二件もあった。

結局4件立ち寄って1件は近くまで来たのに勘違いで見つからず、石川県あたりで1件買えただけ。

それ以外に出発前に西宮の有名店で買っていたので計2件ですが、神戸はレベル高いことがわかりました(西宮だけど)。もちろん石川県で買えたパンもレベル高かった。

そんなパン屋に立ち寄ると、同じ個人事業主でもあり、職人でもある立場なので、自分と照らし合わせるというか、当たり前のことなんですが、自分の店を持つということは、自分の販売経路を持つということで、私の場合は下請け仕事もしているので、パン屋で言うとまだ自分の店を持っていない独立していない職人に当てはまるのかなぁと感じました。

自分では独立してエンドユーザーとも仕事をしているつもりですが、自分のことって意外と自分が一番分かってないことも多く、販売ルートが全然確立できていないことを今回気づかされました。また人気店は予約だけで商品がほとんどなくなったり、売り切れと同時に片付けて仕事を置いているようでした。

今ホームページを新しく作り込んでいまして、近々リリースするので、集客の要となって欲しいと願うところ(願ってる場合じゃないか、ちゃんと考えないと)。

話が逸れましたが、

朝方かな、昼寝かな。

富山美術館前。目的はスタバ。駐車スペースいっぱい。

日本一美しいスタバだそうで、写真はありませんが前に運河があって、でも個人的には、まあまあ。

アメリカのコーヒー屋だけに、アメリカにいるような雰囲気はありました。

 

こちらは、たまたま月二回開催される富山県の海の駅での朝市。

海の幸がメチャ安バリ旨。

朝から地元の人の車の出入りが多く、ほんまに安かった。帰るまでまだ日にちがあり買わなかったけど。

朝食にメチャ安バリ旨の焼魚定食を頂きました。

その前夜にそこの海の駅に駐車して寝ていると、外の話し声で目が覚め、初めは学生か外国人かと思ってましたが、話の感じから朝市の設営に来られていると思い、ウチのキャンピングカー が邪魔してたらいけないと思い、眠い目をこすりながら外を見ると、トラックが二台停まっていて尋ねてみると、全然関係ない奴らで、盗電目的で建物の側に駐車して、深夜にも関わらずキャンピングカー の真横で関係なく喋ってたというのが事実でした。トイレに行った後キャンピングカーを移動させて再び寝ましたが、モラルが低すぎて残念な人達でした。

こちらは富山県にある黒部ダムのトロッコ列車。

ホームから人が立った背の高さほどの小さな列車でかわいい。

トンネル内。窓なし客車を選んだのでうるさい。そして寒い。服は用意してたけど。

 

ダムの水圧を利用して発電してるみたい。

最後の駅まで片道一時間20分ぐらいだったかな。

最初の方から景色が良かったせいか、奥に行ってもそれほど景色は変わらず、一時間20分も乗るほどの価値は無かったのかも。

しかし、新緑や特に紅葉シーズンは凄いと思います。

帰りはリラックス車輌という窓付の車輌にグレードアップしましたが、座席が狭かったので、窓なし車輌がオススメです。防寒対策は必要。

 

一番期待していたトロッコ列車が無事終わり、まだ時間があるので、すっ飛ばしていた金沢市に戻って兼六園のお庭と東茶屋街の散策。

キャンピングカー がデカイですが、駐車はなんとかタイムズなんかで間に合いました。

記念に奥様も少し運転。

子供はキャンピングカー に飽きて「家に帰りたい」となるかもしれないと思っていましたが、逆で「もっと乗っていたい」でした。

キャンピングカーを借りての旅行の感想は、全ては表現できないけど、宿に束縛されないので自由に行動できました。道の駅はあちこちにあるし、温泉街でなくても銭湯やスーパー銭湯、水やトイレはコンビニだし、スマホがナビから調べものから写真までなんでもこなしてくれるし(ちなみにこのブログもスマホだし)、子供にとっては部屋付きの車が楽しかったようで、僕は運転で疲れるというよりは、むしろ運動不足や眠気の方が嫌でした(ちゃんと休憩してます)。

車高が3メートル弱で注意が必要なんだけど、それは常時ではなく、それより車幅が2メートル超えていて、特に海沿いの漁師町の狭い道での運転が多少煩わしかったですが、

あと、旅は弾丸で詰め込むのではなく、ぼちぼち移動しながらが理想だと感じましたが。

帰宅後翌日の保育園で大志くんが書いて持って帰ってきたものをいただきました。また行きましょうね!

働く車 デザインと機能性

自分の仕事車(軽トラ)をもう少し使いやすい荷台にしようと考えています。

雨の日の道具や材料の積み降ろしに不便を感じたのがきっかけですが、なかなか改善策がまとまりません。

小さな軽トラで機能と見栄えの両立が難しいのかも知れません。

荷台を大きな箱型にすれば、道具も材料もたくさん入りますが、移動販売車や個人運送の赤帽のような、「小さな車で無理してる感」を醸し出してしまうので避けたいんです。

早い話が、ハイエースぐらいの大型車であれば、道具も材料もそこそこ積めて、雨の日の積み降ろしもトラックほど不便は感じないのですが、軽トラは維持費が安く、小さいなりの使い勝手の良さもあり、今のところは変える予定はありません。

というか、闘病時の借金返済もあり、そもそもハイエースは買えません。

そんなことはさておき、ウェブで色々物色した海外のカッコいい働く車の写真を載せてみます。

こちらは、新婚旅行に行ったアメリカでよく見たタイプ。

向こうでは人気のピックアップトラックに、アルミ製シマ板の道具箱や長尺用のキャリアがアクセントになって目を引きます。

他にも色々、

 

 

 

 

 

 

男心をくすぐられるものが多く、一見カッコいいですが、自分の使い勝手で考えるとあまり機能的ではなく、無駄にデカい。

 

番外編で、こちらはアメリカのトレーラー。

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アメリカのデザインは好きです。

 

エアストリーム。日本人にはないセンスを感じます。

 

 

一方、こちらは日本に多い形のベース車に手を加えたもの。

アメリカ製のトラックを見た後だと、

積載量優先のために運転席が極限まで前に追いやられている感じが残念であり、ダサくも感じてしまう。

私の軽トラもこのタイプ。

ところがヨーロッパ車になると、同じタイプの配置でも、日本車で感じたダサさがなくなる。何故でしょう?

ワーゲントラック。ドイツ車。

たぶんこれもワーゲントラック。

積載効率だけでなく、楽しさや美しさといった質というか美的感覚を大切にする価値観が、日本より強く、車のデザインにも現れているのではないかと思います。

 

日本車も悪くないのがありました。

ランクルのトラックタイプで、荷台にシマ板を貼ったり特注の幌を製作したりと手を加えられています。

クロスカントリー車の改造を得意とする車屋さんのようです。

軽の四駆ジムニーに荷台を切ったり付けたりして。

 

いろいろ見た中で、アメリカ製のこちらが一番タイプ。

 

決して機能的ではないと思いますが、見た目の雰囲気が好き。

後方は元々の原形がありません。

 

合成画像のアプリで軽トラと合体させてみました。

綺麗に合成できましたが、ゴツ苦しいですね。

ブログの更新をサボってこんなことして遊んでおります。

こちらも合成。これぐらいがスッキリですね。

見積もり作業で儲けと時間のバランスを考える

見積もり作業は、基本タダ働きです。

工事費をお支払い頂くことで、その見積もりに掛かった費用を回収します。厳密には、その見積もり費用がいくら?でそれを回収出来たかどうか?は、曖昧なところです。

お支払い頂く費用が同じなら、見積もり作業に時間をかけない方が儲け率は上がります。

私のこれまでの感覚は、儲け=目的という傾向が強かったというか、あまり深く考えておらず、

見積もり作業に時間が掛からない方が良いと考えていました。

特に下請けの仕事の場合は、(今でも)その傾向がより強くなります。

大病を経験してからか、職人起業塾でマーケティングの勉強してからか、「時間とお金と幸せ」のバランスが少しずつ変わり、「時間の質」も大切にしたい傾向が強くなっています。

タダ働きであっても、良い提案ができるなら、良い工事ができるなら、お客さんと良い関係を築けるなら、「時間の質」は高くなり幸せを感じます。

お金という経済的な要素を無視すれば、いくらでも時間を掛けて、いくらでも良い提案やいくらでも良い工事ができるかも知れません。

しかし美味しいものも食べたしい、旅行にも行きたいし、お金には困りたくないものです。

ただ、美味しいものを食べて、旅行にも行って、お金に困らなければ幸せかというと、そんなことはなく(幸せなことですが、それだけで人生を満足したくありません)、人生で大きな時間を占めている「仕事」において、質の高い時間を過ごすことが重要であると思います。

仕事上の様々な選択が必要な場面で、「費用対効果」より、単純に「効果」で判断する傾向が強くなったと思います。

いま作成中の見積もりでは、お客さんのご要望の奥に隠れている、お客さんもまだ気づいておられないかも知れないご要望をあれやこれやと思考をめぐらし良い提案の準備しています。

厳密には、プラン提案も兼ねた見積もり作業ですが、考えるのも作るのも私(妻も考えています)。

損得勘定を一旦横に置いて、お客さんにとっての費用対効果や、困りごと解決だけで終わらない提案を、じっくり考える時間は中々良いものだと感じている今日この頃です。

普段からプラン提案をされている設計士さんや営業さんは、既にそんな感覚をお持ちだったのではと思いますが、私にとってはパラダイムシフト(価値観の変化)でした。