第60回職人起業塾 振り返り

今回はビジネスモデルの刷新を図るホットシート回で弊社が発表しました。

まず自分の生い立ちからこの業界に入ったキッカケ、経歴、休業の経験、これまでの教訓と今後の目標やその元になる志、これから行おうとしている新規事業、などを発表しました。

発表する自分の声が小さく聞き取り辛かったようで、参加者の皆さんにはご迷惑をかけてしまいました。

また新しく考えているビジネスモデルについての質問に対しても、まとまりのない解答になりました。

何のために儲けなければならないのか、志とどう直結しているのか、についても、自分の下手くそなプレゼンでうまく伝わっていなかったようです。

儲ける理由が伝わりにくいビジネスモデルはやめたほうがいいと感じました。

まだまだ具体的なところを全く詰めておらず、収益をどこに持ってくるのか、どの部分で集客するのか、整理する必要がありました。

しかし、細かいことを具体的にしてしまう前に、参加者方々に出し合って頂いた弊社の強みやリソース(資源)を整理し、何度も何度も考えながら、USP(他社に負けないウリ)をあぶり出したいと思います。 

また、今ある問題ばかりに意識が向いてしまう問題思考の癖を解決思考に変えていきたいと思います。

今回は思うことが色々ありすぎて上手く書けませんが、ビジネスモデルに頼る前に、まず当たり前のことを当たり前にするという基本を大切にすることを気付かされました。

第59回職人起業塾ふり返り 後編

前回の続きから

メインテーマ「テストと検証」

「この勉強会に参加してマーケティングを学び、「卓越の戦略」を実現するために、皆さんはどのような実践(テスト)を行って、その結果何を得ることができましたか?

今一度、全体像を俯瞰しつつ、具体的にまとめてみてください。」

私の発表は、

大工とプランナーの夫婦という事業規模の小ささを活かし、安い工事費の割に多くのサービスをしてきたことが「実践」にあたり、そんなことを出来ることが強みであると考えていました。

しかし、工事費に余裕が無ければサービス出来る量はすぐに限界にきてしまい、強みどころか弱みになることを今更ながら実感しています。

なぜ、安い見積りになってしまうかと言うと、

事業規模が小さいことや元請け会社としての実績がまだまだ少ないことが自信の無さとして現れていたり、多少安くしてでも工事させていただきたいという想いが理由であると考えますが、

「安くできることが強みであると勘違いしていた」ことも大きな原因であったと感じています。

またクライアントが工事後の空間を具体的にイメージしてもらうためのサポートがまだまだ足りないと感じており、「期待値以上の仕上がり」という理由で喜ばれている場合は、事前に「なんとなく」のイメージしか与えることが出来ていなかったからであり、はじめから具体的なイメージを与えることができていれば、無理なくサービスできる工事金額で契約できていた可能性も考えられます。

自分自身が建築以外の業界の方に仕事を依頼した時に、それに対する請求金額を見て、

それが高いのか安いのかをなんとなくの感覚では判断できても、実際のところその内容に対してその請求金額が本当に高いかどうかは、自分の専門分野から離れれば離れるほど判断しづらくなります。

いくら相場というものがあっても、表面的な仕事だけの場合と、根本的なところにまでケアしてくれる場合とでは、こちらが受け取る価値は全く違います。

そう考えると自分がクライアントに提示する工事金額が高いか安いかは、「クライアントの感覚」や「予算との兼ね合い」などで判断されているはずなので、安くしても他と比べてどう安いのか事細かに説明しない限り得心までしていただけないでしょうし、

本来自社は「安さ」を売りにしたかった訳でもありませんでした。

根本的な姿勢を見直す良いきっかけになったと思います。

プラン打ち合わせ時に、工事後の仕上がりや生活の具体的なイメージを与えることができていないことに対する解決策としては、パース図を添えることは勿論ですが、必要に応じてその場でラフスケッチを描いて見せたり、タブレットの建築アプリを利用することにより解決することで、クライアントの不安を小さくできるのではないかと考えました。

決してそれだけが解決策ではありませんがそんなことの1つ1つの積み重ねだと思います。

テーブル内での発表では、2名の方がアフターフォローについて発言され、

アフターフォローを大切にすることで次の仕事に繋がっているという意見や、

アフターフォローの対応を忙しさなどからイマイチな対応をしてしまうと、本工事で良い印象を与えていた顧客満足度を台無しになってしまう、という意見がありました。

テスト&検証された話ですから大変参考になります。

こうして起業塾に参加すると、毎回出された課題に対して「今回も重要な内容だった」「もっと深掘りしよう」「今後も定期的に見直してみよう」と思います。

しかし実際には、過去の毎月の累積したそれら(課題の見直し)の全てを見直すゆとりがないのが現状で、唯一の救いが「ほぼ毎月起業塾に参加して、考える場に身を置いている」という習慣です(習慣と言っていいのか分かりませんが)。

なぜそこまでして学ぶのか?なんのために学ぶのか?と言えば、人生を少しでも希望の持てるものにするためであり、その努力と成果の過程を経験するためだと思います。

今月のミッションは、来月のホットシートに向けて、当日プレゼンに使うパワーポイント(または紙芝居風)の作成です。

ホットシートとは、該当事業者の新しいビジネスモデルをみんなに考えてもらう回のことで、来月自社が該当事業者です。

人前でプレゼンするのはこの歳で初めてですが、良い経験にしたいと思います。

 

第59回職人起業塾ふり返り 前編

連日酷暑が続き、休日も出勤続きで疲労が蓄積し始めているなか、自分にとって緊急でなく重要な第2領域への取り組みとしてのマーケティング勉強会へ2ヶ月ぶりに参加して来ました。

ふり返りが長くなったので前編と後編に分けます。

冒頭では、最近注目のキーワードらしい「ゲームチェンジ」に関してYouTubeの動画を見ながら、各業界が事業の方向転換をしている、またする必要がある、という説明がありました。

例えば、日本の代表的企業TOYOTAは、自動車を生産する事業から、無人運転システムを前提とした人の移動手段や物流全体をデザインするような事業に方向転換していくようです。

他には、車をどこにでも乗り捨てしたり近くに止まっている車を拾って利用することができる新しいカーシェアリングの事業を展開する企業や、CtoC間(個人同士)の売買が簡単にできる無人移動販売のような仕組みを展開する事業などがあり、世界経済は未来へ向けて着々と変わり続けているという話でした。

それと同時に我々建築業界も、近いうちに新築工事物件が半分以下に減り、工事会社が淘汰されていくことや、ネットで集客しようとしてもAmazonやGoogleといった巨大ポータルサイトを持つ企業には敵わず、それら企業の集客の仕組みに頼りながら、建築業界特有の少ない純利益の中からバックフィー(成果報酬)を支払わなければならない状況になってしまいます。

我々が生き残っていくためには、大手と同じことをして飲み込まれていくのではなく、地域密着のスモールビジネス、人と人との繋がりを大切にした事業をすべき、といういつもの話でした。

今回の事前課題は

「第2領域を作り出す」

と題して、第2領域への時間のコミット(習慣の約束)でした。

設問文の要点だけ記すと、

「未来に投資する時間=人生を作る毎日の時間です。

いつ、どれくらい(時間を)持って、

何をしますか?もしくは、何をしていますか?

この機会に今一度、習慣へのコミットとその先にある成果を強烈にイメージしてみて下さい。」

という設問に対して、約6名ずつに5つのテーブルに別れた約30名の参加者の発表を、各テーブル毎のまとめ役が代表して要点を発表するというファシリテーション能力も求められる今年からの発表形式で、同じテーブルの参加者に質問しやすい反面、他のテーブルの参加者の意見を直接聞けないのが残念です(まとめ役の能力が問われます)。

自分は時間が足りずその場で発表出来ませんでしたが、私のコミットは、社会変化の情報収集として新聞を毎朝読むことです。

ここ数年スマホで情報収集することが多くなり、3~4年ほど前から新聞購読をやめていましたが、先日夫婦で参加したオンリーワンスクール(子供の社会能力を育てる勉強会)の先生から

「ウェブ情報では自分の読みたい内容に偏り、さらっと読んで終わりやすかったり、情報を自分で読み解き対策を考えることをしなくなる。

新聞には自分の好みに関係なく、政治、経済、教育、文化、環境など社会全体の情報があり、今の社会、数年後、数十年後の社会を理解する上で適したツールである。

社会は大きく変わり続けているにも関わらずこれまで通りの感覚のままで社会とズレた子供に育ててしまわない為にも、また海外から出稼ぎで来る賢い人材と対等に渡り合える大人に育てる為にも、親が社会の変化を的確に把握し対策する必要がある。」

というお話を聞き、

スマホで見たいものだけを見ていては社会を的確に認識できないと思い、新聞を購読することにしました。

時間がなくても重要な1面だけは読むようにします。

同じテーブルの意見としては、

・資格の勉強

・不動産事業の準備

・仕事詰めなので仕事から離れる時間作り

・働かなくても収入がある仕組み作り

・常識を壊すグループセッションの参加

などがありました。

塾長は毎日のブログ投稿を10年間継続されてきた結果、ブログランキング1位をキープし、閲覧数で2位と圧倒的に差が開いている理由は、「手抜きせずに徹底してきた」か「たまに手を抜きながら続けてきた」かの差であると仰られていました。

習慣を誓っても継続できなかったり、継続できてもたまに手を抜いたりするのがほとんどだと思いますが、徹底できれば圧倒的な成果を出すことが出来ること、中途半端に取り組めば中途半端な成果になるのは簡単に想像できます。

「時間がない」といった真っ当な理由を並べても成果には影響しません。

やるかやらんかというシンプルな問題に行き着きますが、何か1つぐらい分かりやすい成果がほしい自分としては、今更ですが今一度、どうなりたいのか、何で突き抜けたいのかを整理する必要があります。

これらの課題に対して自分はグルグル回ってばかりいますが、要するに徹底して継続出来るまでに「自分の考えの整理」や「取り組むための時間管理」がまだまだできていない

というボロが出てきました。

後編へ続く。