絶対的幸福とは

アパレル通販サイトで有名なZOZOTOWNの前澤社長の10年前のラジオトークを聞く機会がつい最近あった。
ZOZOTOWNは知っていたが、この有名社長の事はほとんど知りませんでした。
話が流暢で分かりやすく、しかも未来のビジョンも素晴らしい。とても頭が良い印象を受け興味を持った。
(10年前の)彼の話の中で、社員共々「何のために」という目的を常に意識しながら仕事をしているというエピソードがあり、
ここ最近ビジネスモデルの手法に意識が向いていた自分にとって、目的を考え続ける重要性を再認識することになりました。

「何のために」この仕事をするのか、「何のために」その選択をするのか、普段から考える大切なことです。

そこでちょっと調べてみたんですが、人は何のために生きるのかと言えば、ザックリ言うと「幸福」のためで、人それぞれ「幸福」の中身は違いますが、どの選択、行動においても、例えば苦労を選ぶこともその先にある幸福のために、自殺であっても現状の辛さよりもそれが幸福であると考えて選択している。

この幸福というものには大きく分けて二種類あるそうで、相対的幸福と絶対的幸福。

相対的幸福とは、人と比べて収入が多い少ない、学力が高い低いという、他人との優劣で感じる幸不幸のことで、上を見ればキリがなく、永久に幸福を感じる事はない。
むしろ上に行けばいくほど更に上を目指そうとしてしまうそうです。

話がそれるが、少し似たような話で前澤氏の話で、「経済成長には限界がある」、人は地球資源を加工して販売して利益を上げている訳だけど、地球資源には限度があるから経済成長にも限界があるから、経済成長に求めるべき幸福はない、というような話をされていました。

話を戻して、相対的幸福とは別に、絶対的幸福というものがあり、これは、周りとの比較ではなく、それ単体で幸福を感じるもののことで、例えば「おふくろの味」は特に他と比べる必要もなく、好きな者にとってはそれ単体で十分幸福を感じることができるものである。

分かりやすく言うと、相対的幸福はナンバーワンを目指すもの、絶対的幸福はオンリーワンを目指すもの、であると気付きました。

目指すべきは、周りの環境に左右されない絶対的幸福、オンリーワンだということがわかる。

周りの意見を聞くことも大切なことだけど、いろんな意見を聞いて廻るうちに、当たり障りのない平べったい人間、無難な人生になってしまう。

自分の意見を優先させて、自分らしさを伸ばしながらオンリーワンをめざすことが絶対的幸福に近づくことになる。

自分独自の「好き」「楽しい」には、大きなメリットだけではなく大きなデメリットも含まれている。
人の意見を聞くことによってこのデメリットを回避できるものの、当たり障りのないものになってしまう。

当たり障りのない人生で満足して死ねるとは思わない。
目指すもの、選択するものの基準は「オンリーワン」というキーワードがあることに気付くことができた、という話でした。

早速、ZOZOSUIT注文しました。ZOZOSUITとは、自分の体のサイズを採寸するための服で、スマートフォンで360°撮影することで正確な自分の体のサイズが分かり、ぴったりサイズの服を注文できるようになるというもの。デニムジーンズの履き心地がかなり良いという情報もあり、また前澤氏の考えに共感したこともあり、今後はZOZOで服を購入したいと思いました。
今回の件で、いくら代表者の考えに共感できても、販売されている商品に魅力がなければ買う気にはなれないこともわかりました。

第61回職人起業塾 振り返り その2

職人起業塾でのホットシートで得た「大工とプランナーの夫婦」「ステージⅣの末期がんからの回復した経験」という弊社の大きな2つの強みのうち、前者は「振り返りその1」にて整理できたので、今回は「ステージⅣの末期がんからの回復した経験」の強みについて整理します。

自分の末期がんから回復した経験には大きな価値があります。

この経験は多くの人に興味を与え、必要な情報を与えることができます。

病気になる原因や根本的な解決策、手術、通院、抗がん剤、食事療法、休業、家族、借金、回復、仕事復帰などの様々な経験談を発信することができます。

末期がんから回復した者として、情報を必要とする人に役立つ情報を届けたいという、ビジネスとは関係のない単純な願望もあります。

それを建築屋としてのビジネスとを直接的に繋げる要素は少ないですが、がんに限らなければ、電磁波過敏症やシックハウス症候群、ヒートショック現象など、住まいと健康とが密接に関係している問題はいくつもあり、健康を意識した住まいを提案・提供する上で、自身の健康意識の高さが強みになります。

また、この経験を発信することは、建築屋としての収益とは直接関係のないように一見みえますが、職人起業塾的マーケティング手法である「在り方を伝える」という観点から考えると、(あざといかも知れませんが)自分の在り方を発信する上で非常に有効であると考えます。

この自身の経験を以前ブログで発信したことがありましたが、改めてコンテンツとして作り直し、ホームページ閲覧者に興味を持って頂くキッカケにできれば、マーケティング効果が十分あると考えます。

自分にとってのがん免疫療法

「がん免疫療法」の発展に貢献された京都大学の本庶特別教授(76)が2018年のノーベル生理学・医学賞を受賞することが、本日の新聞記事に書かれていた。

がん細胞が免疫を働かないようにしていることを突き止め、その鍵を握る存在として免疫細胞の表面で「PD-1」というたんぱく質を見つけ、1992年に発表したとのこと。
今から26年も前ということ。

免疫細胞の働きを阻害するこのPD-1というたんぱく質を働けなくすることで、免疫の力を生かしてがんを叩くことが出来ることがわかったそうです。

これの原理を生かした治療薬「オプジーボ」(一般名ニボルマブ)を製薬会社が開発し、2014年に発売している。
副作用が少なく効果が高いとされ、世界中の製薬企業が開発に乗り出し、抗がん剤研究の新しいトレンドになっているそうです。

ちなみにこのオプジーボの当初の価格は、1回約130万円、1年間の投与で3500万円。
現役世代の医療費自己負担は3割。更に患者負担に月額上限を定める高額医療制度があり、年収370〜770万円未満の人の自己負担は月に約60万円で済む。

自分が休業して県立がんセンターにお世話になっていた頃は、年収はもっと少なかったので、月額上限は8万円くらいだったと記憶している。
それ以外は全部税金で賄われていることになる。
当時、自分のがんを治すためにがん治療に関する知識を調べていた頃、この新聞記事の免疫療法とは少し方法が違う免疫療法について知り、その方法で商売している病院が、
「手術療法」「化学(薬物)療法(抗がん剤)」「放射線療法」の三大療法に次ぐ第4の療法と謳っており、非常に興味を持った。
しかし、自分が見たこの免疫療法は保険適用ではなく、到底支払える金額ではなかったので選択肢に入らなかったが、この過程が「免疫」のメカニズムについて興味を持つきっかけになった。

「免疫」とは、本来からだが持つ機能で、人間の体には1日数千個のがん細胞が作られているが、体の免疫機能がこのがん細胞を殺している。これは、現代医学では常識となっている。

そして「免疫」ついて情報のアンテナを張っているなかで、がん患者というのはこの免疫機能が正常に働いていないということが段々とわかってきた。
抗がん剤はがん細胞を縮小させるだけではなく正常な細胞を痛めつけることがわかっている。正常な細胞には免疫機能がある。がん治療に抗がん剤など以ての外だということがわかった。
しかし、現代医学という常識、権威に洗脳された自分の頭では、この単純なメカニズムを理解できても治療法の選択という得心に値するまでに時間がかかった。常識とは怖いものだ。それは自身の学生時代に偏差値教育に違和感を感じながらもその解決策を自分で考える力がなく、常識に従いながら皆と同じように学歴社会に従って、貴重な時間を暗記や板書といった意味のないことに時間を費やしてしまい、考える力が弱いことから様々な場面で苦労もしてきた自身の体験からよくわかっているつもりだ。

話が逸れたが、今回ノーベル賞を受賞されるこの免疫療法であっても、免疫機能を働かせるというメカニズムは素晴らしいが、がん患者の弱った免疫機能や代謝機能を回復させるという根本的な治療ではなく、薬を投与したときだけ効果がでるという一時的なものであると自分は考えている。
ただ抗がん剤とは違い、免疫機能を働かせることが目的なようなので、この治療法を続けることで免疫機能は回復する可能性はあるのかも知れない。
しかし、なぜ免疫機能・代謝機能が弱くなったのかを考え、そこを本人が改善しない限り対処療法でしかないと考えている。

この新聞記事を読みながら、自身の闘病のために情報を収集していた頃(特に2014〜2015年ごろ)、免疫療法というものが世間で注目されていたおかげで「免疫」に興味を持ち、自分のがん体質の根本的解決に導かれるキッカケになっていたのだということに気づき、感謝するとともに、多くのがん患者にとって、根本的解決のキーワードでもある「免疫」に注目するキッカケになればと思いました。