付き合う人を選ぶ

先日、毎月通わせて頂いている農家さん主催の勉強会で、参加者の皆さんの意見を聞きながら、自分の人生や仕事における大切な考え方を学びました。

現在のアメリカのバスケナンバーワン選手が、故郷に無料で小学校を建てたり子供たちに自転車を与えた話や、
ある不登校の小学生が近所のおじさんに畑でトマトの育て方を覚えてもらい、それで生きていける(飯を食っていける)自信を持ったという話を、参加者の農家の方が話してくれました。
そのあと、ご自身も「野菜や食べ物の育て方を世間の子供たちに教えることで、貢献したい。そして、自分の仕事(農家)が無くなることが究極の最終形だ。」と仰られていました。
それに対しこの会の主催の農家さんも、「野菜をインフラ化していつでも自由に食べれるようにしたい」と以前からも仰られていましたし、参加者の歯科技工士さんも、「虫歯になる人をなくして自分の仕事がこの世からなくなることが最終的な目標」とこれまた以前から仰られておりました。

このお三方の似たご意見を聞いて、それは自分が働く建築業界でも同じことが言えて、最近弊社が打ち出したDIYサポートも同じで、そもそも自分は「子供たちに希望を与える」という目的があり、DIYサポートの対象を主に子供にすることで目的と直結したサービスになるということに気付きました。

ここで整理すると、目的は「子供に希望を与えること」。
コンセプトは「豊かな人生、豊かな日常、心のゆとり」。
具体的なサービスは「DIYのサポート」です。
日々の業務で「子供たちにDIYを体験させること」で、「ものづくり・住まいづくりの楽しさ」「仕事という社会経験」「この仕事で食っていけるという自信」を少しでも感じとってもらうことで「子供たちに希望を与える」という目的にも添うことができます。

AIやロボットによる自動化で、人の仕事が少しずつなくなっていこうとしていますが、リフォーム業界にとっても、テクノロジーの発展により家の改装やメンテナンスを誰もがもっと手軽にできるようになること、もしくはメンテナンスフリーになることで、少しずつ自分の仕事が無くなり、それが業界の究極の最終ゴールになるのではないかと自分も思います。
今現在は、主に大工仕事の下請けや、エンドユーザーに対してリフォームプランの提案や施工、アフターサービスなどを売りにして事業を行なっておりますが、DIYサポートに少しずつシフトしていきたいと考えております。

志のある方々に囲まれながら大変良いヒントを頂けました。
付き合う人で人生は少しずつ変わっていくと思います。

第62回職人起業塾

今回は「100戦100勝の人になる」というテーマで「質の高い集客」と「影響力を高める」という内容でした。

個人事業主は、
「大量集客、大量追客、少量受注」では事業が成り立たず、
「少量集客、追客なし、適量受注」を目指すべきです。
集客の「量」ではなく「質」をデザインすべき、ということで一つ目の課題は、
「質の高い集客」の経験を教えてください、でした。

自分の座った席のグループでは、

・価値観の合う人が仕事をくれているということ。
・その理由は、自分が何を大切にしているかお客さんに知ってもらっていることと、ここが良かったと体感してもらっていること。
・再現するための取り組みとしては、嘘偽りのない生き様と働き様を高めていくこと。

というまとめになりました。
他のグループの意見は、
・自分の思いを発信することによって、共感してくれた人が来てくれる、大切にしている思いを発信すると質の高い集客ができる。

・お客さん自身が勉強し、金額にこだわらないかたが、質の高い次のお客さんを紹介してくれる。
例えば電磁波対策で、納得してもらえる事実を知らしめることで集客する。

この質問の意図は、
みんなプロとして仕事しているので客は来ますが、問題は質のいい集客の数が足りているか?で、数をコントロールできないと商売になりません。
そこで、質の良い集客ができた経験を思い出して、そのときなぜうまく集客できたのかを検証しそのメカニズムを再現することで、「質の高い集客」を適量にしていくことでした。

続いて二つ目、

「是非、あなた(御社)にお願いしたい」
と言われる、戦わずして勝てる無敵の状態を管理できるかに企業の存続はかかっています。
そして、「質の高い集客」と同じパターンを毎月必要数繰り返し再現するのは影響力の
大きさに比例します。
そこで皆さんに質問です。「百戦百勝の人」となるために、
Q:あなたに必要な影響力は何で、どのようにそれを備えますか?
という質問。

自分の発表は、
その時々のクライアントの生活向上を深く考えたプラン提案をすることで、「プラン提案力(専門影響力)」を磨きたい、と答えました。
それに対して塾長からは、
「プラン提案力を磨く」と言ってもクライアントによってケースバイケースなので磨き難く、これは最初の「質の高い集客」に関連した質問なので、グループでのまとめである「(再現するための取り組みとしては、)嘘偽りのない生き様と働き様を高めていくこと。」を意識し、
自分たちの働き方のコンセプトを明確にして、それを担うための専門性をコミットしていくと、「質の高い集客」が来る条件と「影響力が大きくなる」条件とが合ってくる、そして発信していく、という説明を頂きました。

少し理解が難しかったですが要するに、専門性を高めて特化していくことでその分野での影響力が高められると同時に質の高い集客につながる、という話なんだと理解しました。

先日、ゾロアスタさん御夫妻と弊社のホームページの打ち合わせのなかで、「いろんなクライアントの仕事をしたいので絞り込みたくない」という自分の考えを示しましたが、
「専門性の高さを示すことと、仕事内容やクライアントの特性を絞ることとは別の話」だという事を理解したところで、それと通じる話だと思います。

いろんな年齢層やいろんなタイプのクライアントと仕事を通してお付き合いできることにやり甲斐を感じているので、仕事を絞り込みたくないのですが、集客の場面では専門性の高さを示さなければ(ある意味絞り込まなければ)、特徴がわかりにくいどこにでもある事業に見え、顧客から選ばれやすいポイントが見当たらず、いつまで経っても「質の高い集客」が適量にはなりません。

自分たちの働き方のコンセプトをより明確にして、集客の入口部分で「質の高い集客」を適量にできる状態に持っていきたいと考えています。

そもそも弊社のコンセプトが明確なようで明確でなく、パリッとした文言にしたいと思います。