第63回職人起業塾 キャルファーム神戸 ホットシート

今回は新しいビジネスモデルを考える3ヶ月に一度のホットシート回で、神戸市西区の農家、キャルファーム神戸さんのビジネスモデルをみんなで考えました。

キャルファーム神戸代表の大西さんは、農家の枠にとらわれない様々な取り組みを既にされており、収穫体験だけでなく、野菜ソムリエさんの料理教室、畑でラフターヨガ、畑で婚活、ニートの社会復帰支援、野菜くずの肥料化の共同開発、私も参加させてもらっているアグリテインメント塾やオンリーワンスクール、その他様々な集まりの役員などを兼任されていて、JA青年部全国の会長も経験され、人脈・知識・経験なども豊富で、
今回のプレゼンでは、『土をつくり 人をつくり 未来をつくる』という企業理念のもと今まで活動されてきた内容や、業界が抱える懸念要素、野菜をインフラ化したり物売りから脱却し新しい仕組みを作りたいといったご要望を語られました。

新しいビジネスモデルを考える上でリソース(資源)がたくさんあり様々な可能性を感じますが、他のテーブルで発表されたビジネスモデルの内容がその発表者らしい視点の意見で、人それぞれの立場の違い、要するに異業種の方の視点が新鮮であり可能性を広げることも感じました。
ちなみにそのビジネスモデルは、他店との差別化に取り組みたい飲食店に対して、自社農園で育てた野菜で料理を提供するというブランディングで、わざわざ自社で農園を持たなくてもキャルファーム神戸さんの畑の一角を自社農園として借り、その畑を自社の研修に使ったり、世話できない分はキャルファーム神戸さんにサポートしてもらうというもので、飲食店を経営されている方が発案したであろう意見でした。

自分が座ったグループでは最後までまとまりませんでしたが、小中学校向けの農業体験・職業体験として、子ども食堂など地域の子供向けのコミュニティに対して収穫体験プラス料理教室など、健康や食育も含めた価値提供という方向性になりました。
これは自分の事業を子供向けにシフトしていきたいという自分なりの視点が影響した結果でもあります。

1つの業界の視点に留まらず、異業種の視点から生まれる可能性という意味では、大西さん自身は既に分野を超えた様々な活動をされていますし異業種の方の人脈も豊富で、「複合施設的な拠点の一つにしたい」とも仰られていましたし、これからの大きな社会変革の時代には1つの職種に固執せず異業種の視点を持つ重要性も考えると、コワーキングスペースやワークショップの拠点として人が集まりやすい場を整えることで、ローカルな情報や人材が集まる拠点になる可能性は充分にあります(全然具体的になっていませんが)。

『土をつくり 人をつくり 未来をつくる』という企業理念や、「食べ物をフリーにしたい」「行政に頼らず皆さんと一緒に新しい価値や仕組みを生み出したい」という想いは素晴らしく、業種の枠にとどまらない未来に向けた可能性を考える有意義な時間を過ごすことができ、またキッカケを頂きました。

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