「バリアフリー」の思い違い

久しぶりの更新になってしまいました。

現場が1ヶ月ほど休みなく、夜はホームページ改定に向けて取り組んだり、サボったりで、ブログが手付かず。

なのに毎日の閲覧者数は、十数名と半年前より多め。

DIY向けに投稿内容を変えたせいか、投稿していない日でも安定しています。

といっても、たったの十数人ですが。

今日は、昼休みに更新します。

先程、施主さんと私との間で、「バリアフリー」の認識の違いがあったことがわかりました。

バリアフリーといえば、床の段差がないことを意味しますが、建築業界では、バリアフリーでも、敷居とフローリングの段差を3ミリほど作ります。

完全なフラットとは限りません。

業界では3ミリまでなら「バリアフリー」と習います。

今、調べてみると、設計段階で3ミリ以下、実際の施工で5ミリ以下の段差であれば、「バリアフリー」と言えるそうです。

なぜ設計段階と実際の施工で2ミリもの誤差があるかと言うと、3ミリの予定で材料を加工し施工しても、実際はそうなるとは限らないことから、許容範囲を設けていると思割れます。

人間の考えることなので、設計通りに行かなかったり、リフォームであれば現場に合わせなければならないので、多少の融通性が必要です。

で、なぜわざわざ3ミリほどの段差をつけるのかと言うと、敷居の角を踏んだり触ったりした時に怪我をしないように、また、角が割れてささくれないように、「面取り」をします(鉋で角を斜めに削ります)。

建築の化粧材(仕上がりの見える部材)同士を合わせたり重ねたりする場合は、基本的に「面落ち」と言って、面の大きさの段差を付けます。

フラットにしてしまうと、面を取ったところが窪んでいることから隙間が空いたように見えてしまうので、それを避けて基本的には面の大きさ以上の段差を作ります。

敷居とフローリングも「面落ち」になるように3ミリの段差を付けます。

1ミリの段差でも出来ないことは無いですが、特にリフォームになると、現状に合わせなければならず、水平のレベルが悪い時は、均一な段差には出来なかったり、合わせる既存の相手が波打っている場合もあったりするので、「3ミリまでならバリアフリー」という指標で安全側(綺麗に納まる方)作業をします。

見栄え的にも、バリアフリーの定義的にも、これが一番無難な納め方なのですが、

問題は、施主さんをはじめとする一般の方の「バリアフリー」の捉え方と、建築業界での捉え方とに大きな?(3ミリの)ギャップがあることです。

今回、既存のフローリングよりも3ミリ高く新たに設けた敷居を、ダイニングチェアが踏んだり、引き摺ったりするとのこと。

その旨を敷居取り付け後に施主さんから聞いて、まさか和室の敷居にダイニングチェアが被ってくるなどと想像しておらず、

床が一段上がっている畳の間を、老後の生活を考えて今回バリアフリーにしているのだと思っておりましたが、それだけが理由ではなかったそうで、

施主さんの子供、孫達が大勢集まって1つの大きいダイニングテーブルを囲みたい、という素敵な想いがあったそうです。

段差をなくすことで、大きなダイニングテーブルに買い替え、和室側にダイニングチェアが入ってもいいように半間ほど畳をフローリングに変える、という工事だったそうで、

フローリングを貼る理由を理解していればこんなことにはなりませんでした。

今回の現調時に、納まりや工期の方に意識が向いていて、「何のために」工事をしているのか、現調の時に施主さんや元請けさんへの確認が出来ておりませんでした。

今更、接着剤で固めた敷居を取り外すことは出来ないので、上の面を鉋で出来る範囲で段差を滑らかに削ることになりました。

「何のための工事か?」は聞くようにしているつもりですが、難しい納まりや、工期や色々と言われると、ついつい忘れてしまいます。

バリアフリーの定義以上に、気をつけるべきですね。

施主さんには、何故そうなったのかを説明して、ご理解頂きましたが、次に同じような過ちが起きると、そう簡単には納得頂けないと思います。

「元請けさんから大工さんの方に説明がなかったのが問題では?」と指摘を受けましたが、

聞かなかった私にもプロとして問題ありますし、元請けさんも人間ですから、施主さんの相手をしながら私の現調の相手もし、工期や納まりや、両方から同時に聞かれると、伝え忘れも出てきます、といったフォローをしておきました。

「何のために」の共有が出来ていなかったことから、クレームに発展するという、建築あるある?でした。

第56回職人起業塾【未来を作る】

ここ最近、歳の割に(40歳です)ストレッチや筋トレなどの体のメンテを怠っていることもあり仕事で右腕を痛めておりましたが、その右腕をかばったせいで今度は左肩甲骨辺りの筋を痛めてしまい、状態管理、健康管理の大切さを実感しつつ痛みに耐えながら、職人起業塾に参加してきました。

今回のテーマ【曖昧さからの脱却】【未来を作る】
10年前の自分の選択が今の自分をつくり、今の選択が10年後をつくります。
世界で一番読まれているビジネス書「7つの習慣」のスティーブン・R・コビー博士の言う「全てのものは二度作られる」(一度目がイメージ、二度目が実践)を始め、
「思考は現実化する」(影響の輪の範囲内で影響を及ぼすことができる→影響の輪を広げれば実現できることが広がる)、「千里の道も一歩から」などの有名な格言がありますが、
10年後のイメージがぼんやりしていては、ぼんやりと歩むことになります。

課題1【曖昧さからの脱却】
そこで、以下の項目について10年後の予定を考えて具体的なイメージにしてみて下さい。

・年収(売り上げ)
・役職(役割・立場)
・やり遂げた実績
・資格
・趣味
・住まい(社屋)
・旅行計画
・持っているもの
・服装
・体重
・友人(パートナー)
・時間の使い方
・人生哲学
・解決すべき問題

課題2(テーマ)【未来を作る】
上述のイメージが、「全てのものは二度作られる」の一度目にあたり、続いて、二度目にあたる実務について考えます。
実務としての取り組み(=習慣)が人生を形作ります。
上述の質問のうち、以下の3つに絞って、その項目を達成するための「習慣」を答えてください。

・年収(売り上げ)
・役職(役割・立場)
・やり遂げた実績

という質問でした(説明文は短く変えています)。

 

今回、「イメージすること」の大切さを理解しました。過去の記憶というものも、実はイメージという形で保存されていて、そのイメージ(=記憶)がなければ自分がどんな人間かわからなくなります。
未来を具体的にイメージすることで、それは想定内のことになり、そのための道筋を立てることで滞りなくそれらを進めることが出来ます。
しかしイメージしていなければ、そのぶん想定外のことが増え、行き当たりばったりというか、今の延長でしかなく、大概は大した未来にはなりません。

そしてこの「イメージする力」を鍛えることで、理想とする未来をより現実に実現しやすくなるということを学びました。

私は未来のイメージがあまり出来ておらず、今回の質問に対して苦戦し、妻と話し合うことでなんとか答えを出すことが出来ました。

ちなみに私が発表した10年後のイメージは、
・売り上げ:5,000万円(年間)

・役職・役割:完全元請け化(応援には行く)。思春期の子を持つ親。

・やり遂げた実績:1,000万〜2,000万円クラスのリノベーションを年間3〜4棟、プラス中小規模のリフォームを数件。

そして課題2の、未来を作るための習慣は、
無料定期アフターメンテナンスです。それにより信頼を得て、OBからの紹介やリピートを得ることに力を入れます。

また、塾長から御指摘を頂きましたが、従業員を雇うことを具体的に考えていく必要もあります。
病気やケガなどのリスクヘッジや、若い人材に付いて行きたいと言われる存在になりたいこと、年齢的にも人を育てる歳であること、あと勿論売り上げを上げること、などが理由です。

 

今回の課題を考える中で、目的をより明確にする必要性を感じました。
目的が曖昧であれば、上記の14個の質問に対する答えの理由が曖昧になるからです。
私の人生の目的は、「人を愛すること」や「子供たちに希望を与えること」と起業塾で答えてきましたが、今回はもう少しイメージしやすい、「楽しく、かっこよく、優しく」生きたいというキーワードを導き出すことが出来ました。
そのように生きることで自分だけでなく、子供たちが少しでも将来に希望を持つことに自分が役立てたら最高だと思いました。

自分が子供のときの感覚で、理想の大人をイメージしたいと思います。

今月のミッションは、10年後の未来を更に三回イメージし直し、そのための習慣も含めて、より鮮明にしていきます。

先月のミッションは体調管理でしたが、ストレッチと筋トレを習慣づけて、改めて万全な体に修正していきたいと思います。

ありがとうございました。

時代の変化が早いとは言え、未来への「習慣」を続けている人は少なく、それは我々にとって有難いということでした。習慣を味方につけて行きましょう。自戒を込めて。

ビスの効かない石膏ボードにビスが効く下地を入れる

石膏ボードの壁に、強度が必要なもの(例えば、タオル掛けやハンガー掛け・ハンガーパイプなど)を取り付けたいときは、石膏ボードの奥にある柱や間柱または横桟(胴縁:どうぶち)を狙うことで、しっかりとビスどめ出来ます。

しかし、取り付けたい位置に柱や胴縁があるとは限りません。

そんなときに、ビスがしっかり効く下地の入れ方を、「室内干し用にハンガーパイプをつけるための下地補強」を例にして説明します。

今回は内装をリニューアル(壁紙の張り替え、または新たに塗り壁)することが前提のやり方。

まずは専用の針で下地位置の確認↑

しかし、理想の位置に下地がなかったので、石膏ボードの壁を一部切り取って下地を入れる。

まずは開口↑
マルチツール という振動するノコギリで切りたいラインをなぞるだけ。

少し脱線するが、このマルチツールは、先端の刃を色々な種類に交換でき、ノコギリや鑿(のみ)・スクレーパー(ヘラで剥がす)・紙ヤスリなど様々な作業に対応する。

丸ノコのように刃が回転するのではなく、左右に小刻みに振動するだけなので、安全性が高く、ホコリも立ちにくい。
しかも電動なので疲れない。

パテ埋めできるように面取り↑

面取り後↑
奥に見えるベニヤ板は奥のクローゼットの壁で、今回は全く関係なし。

開けた開口から、12ミリの合板や(今回は)木っ端を、裏に差し込んでボンドで接着する。持ち手がいるので長めのビスをもんでいる(打っている)。

タッカーで止めているがボードビスでもOK。

最初に切り抜いた中の部分を止めて終了。

木っ端がある部分はしっかりビスが効くようになった。
接着剤を塗っているので、余程の変な力が掛からない限り大丈夫。但し、取り付けるものや木っ端の大きさなど、強度を左右する様々な要因があるので各自の判断能力が求められる。難しいところでもあるかも知れないが、それも自分でする面白みでもあると思う。

ちなみにこのやり方は、コンセントやスイッチの穴、若気の至りで開けてしまった壁の穴などの補修にも使える。

DIYで内装を新たにするときには、知っておくと良いやり方としてお勧めしたい。

丸ノコの直進性を確認

前回、「丸ノコで『真っ直ぐ・直角に』切る 便利な定規」について書いてみたけど、丸ノコのベース部分が歪んでいれば定規と平行に真っ直ぐ切ることが難しくなる。

丸ノコを裏返して、刃とベース(台座)が平行かどうかを確認する。
上の写真と下の写真のように二カ所(両端)で計って寸法が違えば問題あり。

ちなみのこの丸ノコは新品購入時は刃からベースの端までちょうど100ミリだったが、何度も衝撃が加わり調整を繰り返すうちに今現在102ミリで平行を保っている。

ベースが平行でなければ、上の写真(別の丸ノコだけど気にせずに)のように切ってる途中で丸ノコが定規(エルアングルなど)から離れようとしたり、逆に食い込もうとする。

解決策としては、平行度が調整できるタイプならそれで調整。
そんな便利機能がなければ、平行になるまで強引に力かける。
お陰で私の丸ノコは102ミリで平行を保っている。自己責任で。

丸ノコで「真っ直ぐ・直角に切る」便利な定規

今日は便利な道具の紹介。
今更かも知れませんが、本職でなければあまり知らないかと思われる「エル(L)アングル」。

僕が初めて現場で見たのは15年ほど前にサイディング屋さんが使っていて、サイディング屋さん曰く「この一万円弱の定規を買っても、家一軒分のサイディング貼りで元が取れる」と。

どういうことかというと、合板やボードなどの3×6板を丸ノコで直角に切る場合、このエルアングルが登場する以前は、例えば1,000ミリの切り墨(印)を板の手前と奥の両側ともスケールで測って鉛筆で印をつけて、その2つの印に定規をあてがって定規がブレないように左手と左足でしっかり定規を押さえながら右手で丸ノコを動かして切っていました。

しかしこのエルアングルの登場によって、3×6板の手前側だけスケールで1,000ミリの切り墨をつけて左手でエルアングルを押さえながら右手に丸ノコを動かす、
要するに、スケールで切り墨をつけるのが二カ所から一カ所に減り、定規を左手だけで簡単にしっかりと固定することができるようになりました。
文章の説明では分かりにくいと思いますが、材料を切る手間が実質半分以下になり楽になったという話。

上2枚の写真は、エルアングルが3×6板などの材料に隙間なくあてがっているか確認できる窓です。

黒い定規は30センチ以下の材料用。

いくらエルアングルが便利でも、丸ノコのベース(台座部分)が歪んでいると真っ直ぐ切れません。

それについては、また説明します。

 

袖壁(そでかべ)の起こし方

洗面室の工事写真を元に袖壁の起こし方を説明する。

写真の向かって左側に洗面化粧台を据え、向かって右側に収納棚スペース(可動棚5枚ほど)を造作するが、その間の仕切り壁としての袖壁を作る。
写真右側の収納棚スペースの仕上げ材として既にシナベニヤを二方面貼っている。
なぜ先に間仕切りの袖壁を起こさないかと言うと、狭い洗面室で先に袖壁を起こしてしまうと更に狭くなり仕事がし難くなるから、袖壁を起こすタイミングを出来るだけ後に引っ張る。

袖壁の骨組み組み立ては、木材を一本一本切って壁や天井に打ち付けるのではなく、袖壁の大きさでハシゴ状に組み立ててしまう(例えばW550×H2,200)。だからまとめ切りが出来るし組み立てやすい。。

エア釘打ち機で一気に組む。

それを現場に持ってきてエア釘打ち機で床や壁に打ち付ける。
ただし先にハシゴ状に組み立ててしまうやり方は、現場まで運ぶルートに障害物やコーナーがある場合、物理的に搬入可能か事前確認が必要。

上は隙間が開く寸法で作っている。

寸法がちょうどだと、天井を擦ったり起こし難かったりする。
写真では分かりにくいが、天井高は左右で少し違う。
しかしこのハシゴ状に組んだ骨組みは釘で固定しているので、

後から玄能(げんのう)で上に叩いて天井にピタリとつけることが出来る。ビス留めだとこれが出来ない。

また叩きすぎると壁際の天井が上がってしまい、先に貼ったシナベニアと天井が空いてしまうので注意。

骨組みが止まったら、可動レールをビスどめするための下地合板(今回は9ミリ)貼り。床に突き付けて貼らずに天井に突き付けて貼っている。

床でなく天井に突き付けた理由は、下地材と仕上げ材とで継ぎ目のラインをずらしたいから。継ぎ目が同じラインに来ると大きな段差になる可能性がある。仕上げのシナベニアは床に置いて(突き付けて)貼ることで継ぎ目を下地の継ぎ目とずらす。

DIYっぽくない内容でしたが、作業のちょっとしたコツがいくつか参考になればと思います。

風邪をひいて珍しく10日も引きずっています。まだ治る気配は微妙なところです。

ありがとうございました。

第55回元祖職人起業塾振り返り

事前課題『ベストプラクティス・ベンチマーキング〜その理由と自分とのギャップ〜』
⑴目指すべきベストプラクティス。
⑵ベンチマーキングすべき人、企業。
⑶その理由と自分との違い。

⑴目指すべきベストプラクティス。
“ベストプラクティスとは、
ある結果を得るのに最も効率の良い技法・手法・プロセス・活動などのこと。”

私が目指したいベストプラクティスは、自分がしたいことに特化しながら、質の高いものを提供していくことです。
大工を始めた頃は、なんでもできる大工がカッコいいと思いオールラウンド的な大工を目指していましたが、あれもこれもとカメレオンのように周りに合わせるのではなく、自分の得意かつ楽しめる分野に絞り、そこで質を上げたいという考えに変わりました。

⑵ベンチマーキングすべき人、企業。
“ベンチマーキングとは、
自社の製品・サービス・プロセス・慣行を継続的に測定し、優れた競合他社などのパフォーマンスと比較分析する活動のこと。
測定する尺度は、顧客からの評価に影響するものでなければならない。”

私がベンチマーキングすべきと考える企業は、広島にあるパン屋さんです。去年あたりにブログを読んで興味を持ちました。
趣味で世界を旅しながら、本場の美味しいパンとパン屋としての在り方を追求し、ブログを通してそのパンやパン屋のストーリーを見えるようにすることで、どこにでもあるパン屋との差別化に成功されていると思います。
一度食べてみたいパンです。

⑶その理由と自分との違い。

このパン屋さんをベンチマーキングした理由は「パンの本場ヨーロッパを旅し、本場でしか味わえない美味しさを日本で追求したパン」という魅力があり、且つパン職人さんがこだわりとやりがいを持ち楽しく働かれているのを感じるからです。
一言で言うと、「本物」と感じるから。

比較分析する上で自社に置き換えると、「本場を旅して追求した本物の暮らし」ということになりますが、世界をあちこち旅することは現実的に難しいです。
本物を知るという意味で世界の建築様式や有名建築家の写真集などを見ながら、自分好みのポイントを新たに発見していく、その程度で本物になるのは難しいと思いますが、先ず何か知見を広げることから始め、「これだけは譲れないというこだわり」を見つけていきたいと思います。

 

メインテーマ『遠い世界に学ぶ』
⑷異業種のサービス・商品で感動したものとその理由。
⑸その感動を自社に取り入れるには。

⑷異業種のサービス・商品で感動したものとその理由。

最近感心したのは、映画スターウォーズとLEGOのコラボです。
元々LEGOにあまり関心のなかった私も、「スターウォーズシリーズのLEGO」ということで財布の紐が緩み、また元々映画スターウォーズの客層ではなかった5歳の長男を「スターウォーズシリーズのLEGO」を通して映画スターウォーズのファンにし、親子で映画とLEGOを楽しんでいます。
私としては、長男が戦隊系ヒーローにハマるよりこちらのほうが楽しさを共有出来て良いですし、またLEGOのサイトで無料公開している説明書をダウンロードして、説明書の見方や部品がないときの対処のしかた、部品を分別しておく意味などを教えたり考えさせ、子供の成長や感動を真横で共有しています。

⑸その体験を自社に取り入れるには。

スターウォーズとLEGOのコラボの優れた点は、4点あると思いました。
①全く別の客層をお互いに取り込む。
②子供は更にLEGOのファンになり、親は更に映画のファンになる。
③子供の感動体験や成長体験、興味を親子で共有できる。
④(コラボとは関係ありませんが)説明書の無料公開でLEGOを買わなくても作る機会が増え、子供が更にLEGOのファンになり、結果的に誕生日やクリスマスはLEGOをねだっている。

リフォーム工事や暮らしの提案において、子供世代をファンに取り込むには、誰かとコラボしなくても、子供の興味に特化した部屋や造作家具を作ったりDIYに子供たちを取り込むことは出来そうに思います。
④の「説明書の無料公開」を模倣すると、最近始めたコンテンツマーケティグ(大工が教えるDIYの知識をブログに体系化する)のストックを増やすことで、ブログを読んで下さる見込客にとっては自社がナンバーワンになり、DIYできない部分の御依頼を頂くというやり方を以前ブログワークアウトで学びました。
①の「全く別の客層をお互いに取り込む」を模倣すると、先ほどのコンテンツマーケティングにおいて、建築とは一見関係のなさそうな「子供向けのおもちゃ作りのコンテンツ(積み木の作り方など)」や「子供向けの工作のコンテンツ」も充実させることで、子供の層も取り込み、③の親子の共有体験を提供できます。しかし子供向けDIYコンテンツと私の本業が子供にとって直結するかは疑わしく、ベストプラクティスで答えましたが、何でもかんでもするのではなく、より自分の得意かつ楽しめる分野に特化して自分の色を出していけたらと思います。
他業種とのコラボでは今のところ思い浮かびません。
いくら良いコラボ先を見つけても、子供がファンになってくれるポテンシャルが弊社になければ効果が薄いですが、常に色んな可能性を探し続けたいと思います。

今月のミッションは地味ですが体調管理です。風邪をひいて5日間も寝込み未だ回復していません。体が不調では始まりません。
食事では食べ過ぎに注意し、今まで酷使してきた体のメンテナンスを考え、硬くなった体はストレッチし、疲労痛の腕に無理をさせないように工夫し、万全の体と心を維持できるように習慣化していきます。

いつもためになる質問をありがとうございます。

メモの取り方

今日はプチネタ。

大工仕事は、現場でまず寸法を測り、その寸法通りに材料を切り、それを現場に持って行って取り付ける、を繰り返します。

測った寸法は、忘れないようにメモを取ります。
暗記してもいいですが、途中で誰かに話しかけられたり、何か別のことに気が向くと、暗記している寸法を忘れてしまい、「なんぼやったかなぁ?」と再び現場に戻ることになってしまいます。

そんな初歩的な小さな積み重ねの差が作業スピードの差になります。

私は現場では、木の切れ端や石膏ボードの切れ端をメモ帳代わりによく使いますが、以前は寸法を測ったときにメモ帳になる切れ端を持ってきていなかったときは、暗記するかメモ帳になりそうなものを探しに戻っていましたが、先日ある監督さんに良いものを教えてもらいました。

前置きが長く勿体ぶったみたいになりましたが、

この写真のwemoという名前のアイテムで、

腕に巻き付けます。

ボールペンで書いて、消しゴムで消せます。
鉛筆で書けないのが残念で、ボールペンを腰袋(または鉛筆差し)に入れておかなければならない。

それでもいざという時(メモ帳になりそうなものが近くにないとき)役立つ。

元々は、医療現場で看護師さんが腕に直接メモ書きしていたことをヒントに作られたもののようです。

このアイテムを何人かに紹介すると、ズボンにメモ書きする、または知人がいるという方がいました。
確かにそれなら鉛筆で書けるし消しゴムで消せそうだし。

また、以前はメモを書けるスケール(メジャー)もあったそうです。

ポケットサイズの普通のメモ帳も便利ですね。

何かオススメあれば教えて下さい。

4本棚柱の可動棚

棚の高さを任意の高さに変えることが出来る可動棚。
大工の造作で一般的な可動棚は2種類あり、1つは、棚のつく奥の壁に2本の棚柱を取り付けて棚板の奥行ほどの長さの棚受け金具で棚板を支えるタイプ、
もう1つは、両袖の壁に2本ずつ計4本の棚柱を取り付け、1枚の棚につき小さな棚受け金具を4個使用するタイプです。
今回は主流である後者のタイプを紹介します。

写真は、クロス仕上げに可動棚。

こちらは珪藻土の塗り壁に可動棚。珪藻土がまだ乾いていない時の写真。

こちらは板(造作家具)に可動棚。

棚柱はこのように専用のビスで壁にビスどめします。

石膏ボードの壁にビスは効きませんが、あらかじめ石膏ボードの奥に合板などのビスが効く下地を入れておき、長めのビスで止めます。

続いて棚受け金具。棚柱の穴にひっかけます。

黒くて見えにくいですが、

棚を置くとこんな感じ。好きな高さに変えることが出来ます。

この手の棚柱の色は、僕の知る限り写真の黒以外に白、シルバー(アルミ)、シルバー(ステンレス)があり、黒・白・シルバーのアルミタイプは厚みが3ミリ(壁から3ミリ出っ張る)、昔からあるスレンレスのシルバータイプは厚みが5ミリで、本や雑誌を置くなら出っ張りが少し気になる。
そんな時は棚柱が壁から出っ張らないように溝を作ってそこに棚柱を埋めたりします。

棚柱の色は好みですが、写真の黒はアクセントになって良いと思います。

DIYで取り付けられる場合は、棚柱4本のレベル(高さ)を揃えて棚がカタカタしないように注意。

棚柱の長さは、60センチ、90センチ、180センチなどが既製品であり、ご自分でそれ以外の長さにグラインダーなどで切る場合は、切り口を隠すことが出来るキャップもあります。

キャップを装着している写真。

子供の感動体験

LEGO・スターウォーズ・Xウィングを息子と二人で完成させました。

クリスマス、正月と立て続けにLEGOスターウォーズをプレゼントして以来、「次はあれが欲しいこれが欲しい」と私と妻に話してきます。

LEGO商品の説明書はLEGOサイトで公開されていて、簡単にダウンロードでき、息子がその日に作りたいものをプリントアウトしています。

小さいサイズのものをほぼ毎日1個ペースで作っています。

プリントアウトした説明書の山。
「インク代が馬鹿にならない」ようですが、教育としての投資です。
好きなことを通して学んで欲しい。

 

スマホ画面で子供に説明書を見せればプリントせずに済みますが、子供への電磁波を極力避けたいところ。

小さいサイズのものをほぼ全て作ってしまったので、あとは中〜大サイズのものしか残っていません。

そして今回は大きいサイズに部類する「Xウィング」を、部品が足りないところは私がフォローしながら完成させました。

以前「ミレニアムファルコン号」を完成させた時より嬉しそう。

以前に「よく使うけど足りない部品」をバラ売りサイトで追加購入しましたが、
今回は追加せず、この商品も買わず、今まで作ったものをたくさんバラして部品を揃えました。

限られた資源(部品)のなかでは、今まで作ってきたものに固執せず時には捨てる(壊す)ことで、新しいことができることを理解してくれたらいいなと思います。

それとは別に、映画スターウォーズとLEGOのコラボによる相乗効果は、親と子が同じことに興味を持ち楽しめると同時に、映画とLEGO両者の売り上げにも大きく貢献しているはずで、つい最近まで映画館で公開されていた「スターウォーズ最後のジェダイ」を息子と一緒に観に行きたかったと少し後悔しています。

今日のまとめ

好きなことだから本気になって、学ぶことも多いのではないかと思います。好きなことをする時間は自分たちへの投資と考えれます。