ハイパワー・マーケティング

こんばんは。今日は前日の晩に書いております。読む人にとってはそんな事はどうでもいいですね。

ここ1〜2週間ほどマーケティングのバイブル本と言われるジェイ・エイブラハムの「ハイパワー・マーケティング」を読んでおります。
2年前から毎月通っている元祖職人起業塾で「7つの習慣」と同じく以前から勧められていた書籍です。
つい最近まで廃盤状態で中古本の価格が高騰しておりました。最近新たに翻訳された新刊が発売され、改めて勧められましたので読んでおります。

17章中6章までしか読めておりませんが、なかなかの良書です。
ただ本に書かれているたくさんの設問に対する自分の答えを考えたり、具体的に実践する内容は地味なせいか、読むだけでは面白い本ではありません。
ビジネスにおいてリピートや紹介を増やすための具体的な方法が書かれており、その通りに実践すれば確実に売り上げが上がると思います。具体的な方法を教えてくれるのがこの本の特徴です。

一般的にビジネスがうまくいってる方は、この本の内容を(知ってか知らずか)既に実践されているのではないかと思います。
実践するかしないかの違いが、うまく行くか行かないかに直結しそうなくらい分かりやすいというか、単純な内容でもあります。
1つ1つがたぶん面倒臭いことなので避けてきたことでもあり、これは自己欺瞞にも通じますが、それ故に読んでいても個人的には面白くないのかも知れません。

毎日作業に没頭し『作業効率を上げる』『綺麗に仕上げる』といったことに努力をすることと、この本に書かれている知識を理解しながら『ビジネスの方法を改善する』ことに努力をするのとでは、同じ量の努力でも後々大きく差が開いてくると感じています。
たぶん前者の方がやっていて面白く、後者はやってみるまで分かりませんが面倒臭いことなので、前者の方に逃げていた、いわゆる自己欺瞞の問題でもあったと思います。

面倒臭いことではありますが、そこから逃げていては解決しませんし、やれば結果がついて来るのは明らかなので、コツコツ取り組んで参りたいと思います。

仕事をより大きくしたい、リピート・紹介を増やしたいと思う方に(まだ全部読めていませんが)この本をお勧めします。

今日のまとめ

・やるかやらんか

 

マンガでわかる会話がとぎれない話し方 その2

おはようございます。
以前投稿した漫画本を読み終えたので残りの感想をまとめます。

改めて前回のまとめは、
会話において大切な心得は、
相手の話のエピソードから「何をした」とか「どんな風だった」とかの「事実」のみを聞き出すのではなく、その事実が起きたときの相手の「気持ち」や「人間性」を掴むことがポイントであり、その「気持ち」や「人間性」は会話のなかで相手が一番共感してもらいたいポイントでもあることが分かりました。
「事実」のみでなく「気持ち」や「人間性」を理解し合うキャッチボール、ということでした。

本能的に男性は肉をたくさん狩ってくるという「結果や方法」にこだわり、女性は他の女性たちと良好な関係を保つために「共感」にこだわるといった性質の違いがあると思いますが、「共感」を重視する女性が「事実」に重視する男性よりも(共感という点で)会話が上手いのは当然であると感じます。

 

5W1Hのような質問
When いつ
Where どこで
Who 誰と
What 何を
Why どうして
How どのように

は「情報質問」といい、私もこんな会話になりがちです。
尋問しているようで回答が短くなりがちで常に次の質問を用意しなければならず、会話のキャチボールになりにくいです。

相手が映画を観てきたなら、「どんな映画?」「役者は?」「誰と行った?」「どこの映画館?」と質問しても相手の話す意欲は下がります。映画ではなく「映画を観ている相手」のことに質問します。

相手のことや相手の気持ちを聞くということは、「相手といろいろ話をしたい」という気持ちを伝えることでもあり、相手に好意をもってもらえ、相手も自分のことを話しやすくなります。

私は事実のみの確認になりがちでしたが、コミュニケーションにおいての共感を大切にしていきたいので、このポイントを覚えて身につけておきたいと思います。

まだ他にもポイントはありましたが、一度に書いても覚えにくいので後日アップします。

 

今日のまとめ

・出来事・モノではなく、相手(または自分)のこと・気持ちを話すことで会話が弾む。

ありがとうございました。

スターウォーズ・ローグワン(ネタバレ)

先日スター・ウォーズ・ローグワンをDVDで観ました。ネタバレ注意!

以前はシリーズの中では、エピソード3のアナキン・スカイウォーカーがダースベイダーに転身していく辺りが好きでしたが、今はこのローグワンが一番好きになりました。

この映画は、旧三部作(エピソード4〜6)と後発のエピソード1〜3を繋げる重要な役目を果たしています。
また旧三部作とエピソード1〜3との整合性を一気に高め、旧三部作により魅力を持たせる内容でした。

個人的な一番の見所は、ラストのダースベイダーの登場から(旧三部作の姿の)レイア姫の登場シーンです。
レイヤ姫役の女優さんは去年心臓発作で亡くなられています。この映画撮影時にはご存命。
この映画のラストでほんの数秒しか登場しませんが、泣きそうになりました。
彼女が亡くなられたことが大きな理由ですが、彼女がこの映画でご自身の人生の役目を全うされたと強く感じたからです。
ただ女優としての役柄を演じただけ、と言えばそれまでですが、私には彼女が人生をかけて自分の役目を果たされたと映りました。
旧三部作の若い頃の姿に無理矢理化粧されている感じと、短いセリフもまた良かったです。

誰しも有限な人生ですが、自分の役目を果たしそれが人に感動与えるような生き方をしたいと改めて思いました。

会話がとぎれない話し方vol.1

おはようございます。
今朝はコーヒー浣腸をしました。
コーヒー浣腸とは、私がガン体質改善中の療法として取り入れていた(現在も続けている)解毒法で、肝臓に溜まった毒素を洗い流す効果があり、肝臓の疲れが取れる感覚で楽になります。

今日はまだ読み終わっていないマンガの感想。
読み終わってからだと長い記事になって読む気にならないと思い、途中で小出しにしてみます。

本のタイトルは「マンガでわかる!会話がとぎれない話し方」

以前、職人起業塾(マーケティング勉強会)で「信頼の4つの核」というテストを受けた際に、自分のコミニケーション力の改善が必要だとわかり、そもそも口数も少ないほうなのでこの本に興味を持ちました。

真っ先に改善しないといけない自分の弱みであると思いますが、見て見ぬ振りをよくこの歳までしてこれたなぁと思います。自己欺瞞って恐いですね。

文章の説明もありますが漫画部分だけで充分理解できます。文章はなくていい。

個人的にヒントになったことをまとめます。

・相手の「共感して欲しい部分」を掴む。

相手が1番強調したいポイントと違う部分に反応すると噛み合いにくくなる。

 

・お互いの気持ちを伝え合っているときに会話がはずむ。
「出来事」+「その時の気持ち」

事実だけ話していては盛り上がらない。「自分は○○のときxxなことをする」と言う何気ない振る舞いを話すと人間性が伝わり親しみが湧く。

・「弱さや至らなさ」を出す。
「弱さ、いたらなさ」はその人の持ち味でもあり、必死で隠そうとすると自分の個性を殺すことにもなります。至らない部分を面白おかしく語ってくれる人だと相手も自分の至らなさを隠さなくていいので気持ちが楽になります。

・怒りの気持ちは、暴力や暴言、陰湿な復讐心などに発展しなければ自分が感じている大切な気持ちです。怒りを押さえ込んで必要以上に気疲れするのではなく、カラッと話しましょう。

とりあえず今日はここまで。まとめると、
会話とは「気持ちのキャッチボール」であり、出来事を話すのではなくそのときの自分の気持ちを伝えたり、また相手の一番伝えたい気持ちを掴み反応すること。
自分の弱さや至らなさもオープンにすることで自分の人間性を伝える。

「気持ちや人間性を伝え合うキャッチボール」ということでした。
事実のみの伝達は悪い例。

今日のまとめ
・会話中の心得は、「気持ち」と「人間性」を伝える、相手から掴む。

セブンイレブン創業者の仕事術

おはようございます。

最近朝方3時過ぎに起きております。朝の静かな時間は集中できます。

近頃は日中も寒く、仕事中もアツアツの風呂が恋しくなってます。

今日は書評というか要約というか。

大変長くなってしまいましたが。

セブンイレブン創業者、鈴木敏文氏の仕事術を第三者が書いた内容。

買ったきっかけはamazonサイトで物色中にタイトルに惹かれて、レビュー・評価を見て、鈴木氏に興味を持って、だったと思います。

ポータルサイトをもつamazon、googleのようなグローバル企業が圧倒的な存在になってますが、本書は、「事業の存続に企業の大小は関係ない」ことがわかる嬉しい内容でした。

鈴木氏は日本でセブンイレブン1号店を開店させた人物として有名ですが、

彼は事業を行う上で、

【顧客の立場で考える】

というシンプルかつ普遍的な考えを基にしています。

よく似た言葉に「顧客のために」という考えがありますが、それはときに売り手側の都合のいい「顧客とはこういうものだ、こうあるべきだ」という決めつけにすり替わる可能性があり、立場を使い分けたり過去の延長で考えてしまうことがあります。

 

「顧客の立場で考える」とは自分自身にもある

【わがままで矛盾した顧客の心理】

を思い起こして、自分だったらどんなものを求めるかと思いを巡らせ、次々と【仮説を立て】、主客一体で顧客になりきることだと言います。

勉強とは、突き詰めると過去の経験の積み重ねをなぞる作業に過ぎないことが多く、新しいことを始めるとき、最初に必要なのは仮設であり、仮説はそうした勉強からは生まれない。

「わがままで矛盾した顧客としての自分自身」を客観的に見るには、

【もう一人の自分】を置いて視点を切り替え、売り手としての余分なフィルターを外すと、買い手としてのニーズがどんどん変わっていることがわかる。

言葉で言うほど簡単ではないが、これを心がけるしかないと。

【もう一人の自分を置いて曇ったフィルターを外すこと】が鍵のようで、是非とも習慣にしたいですが、まずはその時間を設けてワークとして一度やってみない事には始まらない。

とりあえずこのブログでワークした結果をアウトプットするミッションを今月立てました。

そう考えると、私は自分の家の工事を自分でできますが、顧客体験する絶好の機会と考えると、あえて他者に工事してもらった方が純粋に顧客としての体験ができ、自ら様々な不満や要望を感じ知ることができる、業者選びから勉強できるなぁと。

これもシュミレーションできる力がを鍛えれば、実際の体験ほどではなくとも、改善すべき点、売りにすべきことを知ることができると。

これ面倒くさいけど、毎日鍛え続けると読書やブログと同じくらいに、自分を磨くための貴重な武器になると感じました。

 

「顧客だった頃のセルフイメージ」「素人目線」を見失わないためには素人だった自分を反省してはならないそうです。

プロとして成長する上で、未熟な面を普通は修正してしまいますが、顧客の気持ちを理解する上で、素人感覚を失うことはむしろマイナスになります。

競合相手、目を向ける先は同業他社ではなく、

【目まぐるしく変化する顧客のニーズ】

で、「同業他社を見ること」も勧めていません。【顧客の強いニーズから目を離さなければ、経営は揺らぐことはない】ということです。

一見、上手くいっている同業他社のものまねは楽なように思いますが、同じことをするという制約が発生し、やがて価格競争に巻き込まれます。

ものまねは絶対本物以上になれない。

いかに買ってもらうか、いかに選ばれるかという「物余りの時代」に同じ2つのものは必要なくて、本物以上になれない「ものまね」は相応しくない。

一方で、ものまねしない経営は一見大変そうに思えますが、制約がなく自由に考えられるという発想に切り替えるべきで、オンリーワンという絶対的強みは、「物余り」という時代に合っています。

 

人間には

【満足することなく常に新しいものを求め続ける】

という際限のない欲望があり、それが「生きる」ということであり、人間の本質です。

人間は、不景気であったとしても、経済的合理性だけで動いているのではなく、ものが飽和している時代であっても、新しくて価値のあるものを提供すれば必ず買ってもらえます。

業績が伸び悩む原因を時代のせいに責任転嫁すれば、なんの進歩もないですが、顧客は新しくて価値を感じるものを常に求めている、と考えれば、売り手としていろいろなことに挑戦する価値が出てきます。

 

何故自分は売れないのか、うまくいかないのかと言えば、

【仮説創出力の欠如】

が理由であり、何も挑戦しなければ成果は出ません。それは仕事をする気がないのと同じです。

しかし人間は妥協するより本当はこうありたいと思っている、

挑戦しようとする意欲・心境が

【生きる】ということ。

 

間違った情報に流されないためには、自分の考え方をしっかり持っていなければならない。例えば「不況で消費が低迷した」という情報を鵜呑みにすると「安くしなければ売れない」と解釈してしまいます。

しかし本質は、供給側が消費者の購買意欲を喚起するような新しくて質の高い商品を提供せず、新たな需要を掘り起こせずにいることです。

高橋塾長が、「自分の価値観を定めるには、読書によって『人生の間接体験』をたくさんする事で定まってくる、人生経験がが価値観を定める判断基準になる。」と仰っていました。自分を磨く上でやはり読書は大切です。

情報は人を介せば介すほど伝言ゲームになり【つじつま合わせ】がされた情報になる。情報伝達は可能な限りダイレクト・コミュニケーションに徹する。

人を介すと、その人のパラダイム(色眼鏡)や都合でニュアンスが少しずつ変わっくる場合があります。

つじつまの合いすぎる話や耳に心地よい話ばかりでは気がすまないという感性が持てるかどうかで、完全に鵜呑みにせず疑う意識が必要です。

 

【圧倒的に差別性のある商品を生み出すには】

人間は一人で自分のことを考えていると、保守的になりがちだが、相手がいて対話があると、そこから力を得て前向きな思いが生まれてくる。

また相手に指示を出し、それがいかに適切な指示であっても、一方的な伝達であれば、相手の依存を生み、自分も多大な時間を取られる。

相手を引っ張っていくリーダーシップよりは、対話力で相手の自律性を高める奉仕者的なリーダーシップが大切。

発注対受注という一方通行の関係ではない「対話に基づいた共創」こそが圧倒的に差別性のある商品を生み出す。

対話を何より重視した誇大ギリシャの哲学者たちも、人間の魂はいろいろな思い込みによって曇っているが、多くの人との対話によって浄化されていくと説いた。

つまり対話によってものごとの一番大切なことが明らかになっていく。圧倒的に差別性のある商品を生み出すには、思い込みによる曇りを取り払うために多くの人との対話が必要であるということです。

要は、私の苦手分野の【コミュニケーション】をできるだけ【多くの人と】とり「磨き続ける」ことで、道が開けるということでした。いろんなところに顔を出したり、今まで以上に相手の意見を聞くことを大切に心掛けようと思います。

 

【新しいものを生み出すには】

素人が専門家のやり方に合わせるのではなく、専門家が素人の発想に触れ、素人の発想を潰さず、一種の「自己否定」を経て新しいやり方に挑戦していく。

現実に直面すればするほど、人の話が耳に入り、つい否定的になってしまいがちだが、組織がぐらつかないためには、上に立つものが、挑戦する価値があることを信念として押し通し、現場の社員たちに対して大切なのは、素人の意見でいいから前に押し出してどんどん進めるようにし、言われたからでなく、自分でものごとを決定し動かしていると実感させること。トップの信念と現場の決定権が、新しいことをする上でブレずに進める方法。

反対論者が常識や既成概念から理屈を振り回そうとも、また、儲かるか儲からないか議論する前に何よりも【顧客のニーズ】があり、そのシンプルな原点、考え方が新しいものを生み出す。

反対が多ければ多いほど、実現できたときには、ほかにない全く新しいものを生み出すことができる。【妥協なき経営】

賛成意見が多いほど参入しやすく価格競争に陥る。反対意見が多いほど、人が嫌がることほど、参入しにくく他にない価値を提供できる。

妥協なき決断をする上で重要なのは、難しくても【もう一人の自分】を置いて自分を見ることを心掛けるしかない。妥協なき挑戦を積み重ねることで、他社に追従を許さない日本で最大最強の小売企業へと成長した。

企業の規模の大小は関係ない。既存の小売店が凋落したのは規模が小さいからではなく、労働生産性や物流の生産性が低いことに問題があって、もっと機能的にして生産性を高め、顧客のニーズにきめ細かく応えていけば成り立つはず。

目の前の石垣を一つ一つ積んでいかなければ、いくら先を眺めても仕方ない。相撲取りも一番一番、サッカー選手も一試合一試合全力で戦い勝つ積み重ね。

優勝や店舗数は結果であって、店舗数を目的にしたら単なる数合わせでしかなくなる。

人は手段が目的化すると必要以上のものを作りたがる。コストを抑えるために本部を移転する際に、多くの企業は本部移転プロジェクトを組み検討しているうちに、いつのまにか本部移転が目的になり、本来の目的と無関係なコストがどんどん膨らむみ、本末転倒であることを誰も気づかないことがある。

現代のビジネスは複雑で難しいと言われるが、我々が難しく考えることでその問題から逃げている側面もあり、【素直に考え、当たり前のことを行う】だけでいい。

 

以上です。とてもいい内容だと思いませんか?

学びっぱなしでは身につかないので、習慣に落とし込まなければ意味がありません。

 

【まとめ】

「顧客の立場で考える」という基本がある。

自分にもある「わがままで矛盾した顧客の心理、目まぐるしく変化する顧客のニーズ」を検証する。

新しいことをするためには、過去をなぞる勉強よりも、仮説創造力が必要。仮説を立てるために「もう一人の自分」を置いて曇ったフィルターを外し、顧客の立場、素人の立場をシュミレーションする。

仮説創造力を毎日鍛えることが、読書、ブログに並ぶ三大柱になると感じた。それを習慣にするため、シュミレーションしたことをブログでアウトプットしていく。

「生きる」とは妥協することではなく、本当はこうありたいと挑戦すること。「妥協なき経営」をするには、価値観・考えをしっかり持ち、反対意見よりも「顧客のニーズ」を優先する。

多くの人と対話することで曇ったフィルターを取り除きながら浄化して行き、圧倒的に差別性のある商品を生み出す。

賛成意見が多いほど参入しやすく価格競争に陥る。反対意見が多いほど、人が嫌がることほど、参入しにくく他にない価値を提供できる。

専門家が素人の発想に触れ、素人の発想を潰さず、一種の「自己否定」を経て新しいやり方に挑戦していく。

顧客の立場を素直に考え、当たり前のことをコツコツ積み重ねる。

 

長くなりましたが以上です。ありがとうございました。

自分の小さな「箱」から脱出する方法

(長文です)

先月の職人起業塾で「自己欺瞞」について学び、そしてそれを深掘りした本書を紹介されました。以前にも同じようなテーマであった回で同じく本書を紹介された折に一度読んでいましたが、情けない話ですが読みっぱなしのままで知恵として我が身に付いておりませんでしたので、改めて、今月のミッションとして読み直し感想を書くことにしました。

このブログを読んで下さる方に1からわかりやすく説明することを目的にしている訳ではなく、自分が折に触れて読み返したときに深く理解したいためにまとめますので、理解しづらい表現もあると思いますがご了承下さい。

 

まず、対人関係の場面で相手と接するときの自分の状態を、「箱の中にいるか」「箱の外にいるか」という表現で説明されています。

箱の中にいる状態とは、相手を操りたいとき、すなわち物として見ているときのことで、箱の外にいる状態とは、相手に抵抗せず、人として見ているときのことを言っています。(上から接するか、下から接するかと解釈出来そうにも思います。)

そして、箱の中にいることによる弊害や、如何にして箱の外に出るか、如何にして外にいる状態を維持することが重要か、説かれています。

箱に入りお互いを責め合うまでの流れを以下に残しておきます。本書にはエピソードにてひとつひとつ具体的に説明されているので詳しく実感をもって理解されたい方は、本書のエピソードを読まれて下さい。

【自分への裏切り】

1 自分が他の人のためにすべきだと感じたことに背く行動を、自分への裏切りと呼ぶ。

2 一旦自分の感情にそむくと、周りの世界を、自分への裏切りを正当化する視点から見るようになる。

3 周りの世界を自分を正当化する視点から見るようになると、現実を見る目が歪められる。

4 したがって、人は自分の感情に背いた時に、箱に入る。

5 時が経つにつれ、いくつかの箱を自分の性格とみなすようになり、それを持ち歩くようになる。

6 自分が箱の中にいることによって、他の人たちをも箱の中に入れてしまう。

7 箱の中にいると、互いに相手をひどく扱い、互いに自分を正当化する。共謀して、互いに箱の中にいる口実を与え合う。

 

また自分にとって重要だと感じた他の内容を、上記と多少重複があるとは思いますが、以下に記しておきます。(これも本書のエピソードが理解しやすく、是非購入などされて読んで頂きたいと思います。)

 

◆自分が相手に関心を持っていることをわからせようとしているとき、相手に関心があるのではなく、相手の目に自分がどのように映っているかに関心がある。
(相手に関心を持っているようで自分に意識が向いているという、このあたりの意識の注意が難しく、大切だと思いました。)

◆一見正しいことをしたとして、たとえそれが正しいことでも、箱の中にいて行った場合には、非生産的な反応を引き起こすことになり、箱の外にいる時とは全く違う結果を招く。というのも、人はまず、相手の行動にではなく、相手のありよう、つまり相手が自分に対して箱の中にいるか外にいるかに対して反応する。
例えば、相手に何かをさせるとき(又はやめさせるとき)、自分が箱に入った状態で相手に接しても相手にそれをさせることはできるが、相手の熱意や創造性をかき立てることは出来ず、やる気を阻害させてしまうという新たな問題を引き起こしてしまう。

◆相手に対する行動がハードであるかソフトであるかは問題ではない。人はいつもソフトな物言いばかりを必要としているのではなく、時には少しばかり厳しい励ましが必要になることもある。相手にハードな内容を伝える場合にも箱の外に出たままでいられることが重要で、それは相手を物として見るのではなく人間として見ている状態が必要がある。
(私は当たり障りのないことばかり話しがちですが、ときには思い切って当たり障りのありそうなことでも、箱の外を意識しながら話していければ、表面的でない関係が築けるのではと思いました。)

◆いったん自分の感情に背くと、すべての思考や感情が、何をしようと自分が正しい、と主張しはじめる。(自分を騙すために、自分を正当化する必要ができてしまう。)

◆自分の感情に背くまで、相手の欠点は自分が手を貸さない理由になっていなかった。自分の感情に背いた時にはじめて、手を貸さない理由になる。
また仮に相手に欠点があるとして、その欠点がより強く感じられるのは、自分の感情に背いた後であるから、実は自分への裏切りのせいで、相手を実際以上にひどい人間に仕立てている。(自分を裏切ることで、裏切った自分を正当化する必要がうまれ、相手に問題があるという歪んだ解釈しはじめる。)

◆ 自己正当化のイメージのいくつかが自分の性格になってしまう。そしていくつかのイメージが箱となって、自分はその箱をいろいろな場所や状況の中に持ち込むようになる。
(自分の裏切りを繰り返すことで、自分を正当化する考えを常に持つようになり、それが性格になっていく。文字にしてみると恐ろしいですが、それが往々にして起こっているということが想像できました。)

◆自分は他の人のことを思いやれる人間だと思っているとき、実際には自分のことを考えている。
自分は他の人を思いやれる人間だ、という自己正当化イメージを持っている。
そういうイメージを持っている自分は、自分のことしか見ていないということになる。
(相手のことを想っているようで、実は自分のことを考えているという怖い話。自分を立派だと解釈した時点で謙虚さが失われるということでしょうか。)

自分は頭が切れて知識が豊富だという自己正当化イメージを持っているとする。相手から自分の知らないことを持ち出されたら、腹を立てたり相手のことを言っていることのアラを探そうとする。すると相手は、次に新しいことを思いついても自分のところには来なくなる。となると、自分は相手から新しいことを学べなくなる。
自分は何でも知っているという自己正当化イメージを持っていると、色々なことを知りたいという想いよりも、自分がどう見えるかが最大の関心事になる。自己正当化イメージとはそういうもの。
(頭が切れて知識が豊富だという認識または自己正当化イメージがあるかないかが問題ではなく、相手のどんな意見にも耳を傾ける謙虚さがあるかないかではないかと思います。自己正当化イメージは、箱の外にいる場合には害にならないと思いました。)

 

◆自分のことを「怒られて当然の人間で誰かに怒られたい」などと普段から思っている人間はまずいない。「自分は完璧とは言えないが人並みにやっている」といった自己正当化イメージを持ち歩いていて、攻撃されたらすぐさま自己正当化イメージを守ろうと、はじめから防御の構えに入っている。すなわち、責められればすぐに箱の中に入る。
したがって、自分が箱の中に入り相手を責めると、相手は不当に責められたと感じて箱の中に入り責め返してくるが、自分は箱の中に入っているもんだから、自分が相手を責めるのは当然で相手が自分を責めるのはお門違いだとさらに責める。
要するに、自分が箱の中にいることで、相手を箱に入るように仕向けることになる。
(先ほど、自己正当化イメージ自体に問題はないと私は解釈しましたが、こちらの文章から、自己正当化イメージを持っていると攻撃されたときに箱の中に入りやすいことがわかりました。箱の中にいる相手から、自分の自己正当化イメージを否定されても、箱の外に居続ける謙虚さというのは、相当なものだと思います。そもそも箱の中にいる相手の意見は歪んでいると解釈していますので、相手の歪んだ意見に謙虚に耳を傾けるというのは達人の域かと思えますが、箱に入ってしまう相手の弱さを理解し許せる余裕が必要かと思います。それにしても、お互いが相手を責めるメカニズムが解明された本書は素晴らしい。「メカニズムをよく理解し、相手を許す余裕」が外に居続けるポイントかと思いました。)

◆箱の外にいると、自分がひどい目にあってもまるで得にならない。ところが箱の中にいると、相手が間違っている、責めて当然という証拠が必要になり、自分が本当に求めているものが見えなくなり、相手に対して一番に望んでいると考えているものではなく、相手は責めるに足る人間であるという自己正当化の材料を手に入れようとしてしまう。
(自分が今、箱の中にいるか外にいるかを常に意識する習慣を持ちたいです。)

◆箱の中にいると、「仕事の成果」に集中しようとしても、自分が優秀だという評判を得たり、その評判を維持したいといった「自分に目を向けること」に手一杯になってしまい、結果に気持ちを集中させられなくなる。
箱の中にいると、他人の成果を自分の成果に比べて軽く扱う。箱の中に入っている人は相手を箱の中に入れようとする。自分自身が欠点を直し損なっているという事実を正当化するために、自分の外側のものを責める。
(他人の成果を自分の成果に比べて軽く扱うことは常々やっているような気がしますので、常態的に箱の中にいる可能性があります。箱の中と外の境界線付近だとは思いますが。)

◆箱の中にいると、箱の外にいる時よりはるかにしなければならないことが多く、負担が大きく感じる。自分は思慮深い人間だとか、価値ある人間だとか、高貴な人間だとか、始終自分の徳を見せつけていなくてはならない。
箱の外にいれば相手のためにいろいろなことをしたとしても箱の中にいる時よりはるかにくつろげる。
(箱の外に居たいと思っていても、様々な判断に迫られる度に、箱の中と外を行ったり来たりしているように思います。日頃からの心掛けで、箱の中に入らないクセを少しずつ身につけながら継続していく意識が必要です。)

 

【箱の中にいる時に、しても無駄なこと】

1 相手を変えようとすること

2 相手と全力で張り合うこと

3 その状況から離れること

4 コミニケーションを取ろうとすること

5 新しいテクニックを使おうとすること

6 自分の行動を変えようとすること

 

【知っておくべきこと】

◇自分への裏切りは、自己欺瞞へ、さらには箱へとつながっていく。

◇箱の中にいると、業績向上に気持ちを集中することができなくなる。

◇自分が人にどのように影響を及ぼすか、成功できるかどうかは、すべて箱の外に出ているか否かにかかっている。

◇他の人々に抵抗するのをやめたときに、箱の外に出ることができる。

 

【知ったことに即して生きること】

◇完璧であろうと思うな。より良くなろうと思え。

◇既にそのことを知っている人以外には、箱などの言葉を使うな。自分自身の生活に、この原則を活かせ。

◇他の人々の箱を見つけようとするのではなく、自分の箱を探せ。

◇箱の中に入っているといって他人を責めるな。自分自身が箱の外に留まるようにしろ。

◇自分が箱の中にいることがわかっても、あきらめるな。努力を続けろ。

◇自分が箱の中にいた場合、箱の中にいたということを否定するな。謝った上で、さらに前に進め。これから先、もっと他の人の役に立つよう努力をしろ。

◇他の人が間違ったことをしているという点に注目するのではなく、どのような正しいことをすればその人に手を貸せるかを、よく考えろ。

◇他の人々が手を貸してくれるかどうかを気に病むのはやめろ。自分が他の人に力を貸せているかどうかに気を付けろ。

 

最後に

箱の外にいることができる人間が多い会社を作る方法を見つけ出すことが成功の秘密である、とありました。
そんな仕組みづくりが出来れば間違いなく良い会社ですし、良い人生になると思います。
本書を読んで、箱の外に居続ける仕組みづくりの重要性を得心できましたので、
常日頃から「箱」を意識しながら、少しでも外にいるクセを強めていき、折に触れてこのまとめを読み返しながら、箱の外に居続ける仕組みづくりという行動に移していきたいと思います。

 

大工×物書き(ブログ)×読書

本日3つ目。これが書けたら昨日の分がかけた事になります。

最近ドラッカーの自伝を読みました。書評(と言ってもなんちゃってだけど)にすると長くなるのでやめといて簡単な感想だけにしておきます。

ドラッカーについては時折耳にしますが、経済学者か何かだということ以外詳しく知りませんでした。

ユダヤ人であるドラッカーが大戦でナチスドイツによる迫害を受けたという自身の経験から、戦争が起こらない社会を実現するためにどのような社会を作れば良いかという視点で社会を考えていたということを知り、どんな人か興味を持ちました。

「傍観者の時代」という分厚い本をだいぶ前に買ったまま待機していますが、今回は文庫本で読みやすそうな「知の巨人 ドラッカー自伝」を読みました。

ドラッカーほど時代の先を読む人はいないのではないかというほど、社会で起きていることの本質を掴み先を察知する能力に長けている人だということが分かりました。

当時の数々の学識者や有名人と交流のあった両親の元で育ち、自身も飛び級するなど子供の頃から賢かったようですが、物書きとして社会に出てから数々の有名な出版社や大学からスカウトされたり、大手企業から専属のコンサルタントとして依頼が来たりと引っ張りだこでもあったようです。

彼は幼少期から読書を欠かすことがなく、また物書きとしての仕事がより彼の「本質を見抜く力」を養ったのであろうと感じました。

私も「本質を見抜く力」が欲しいので(笑)、読書と稚拙なブログを続けようと思います。

大工というと一般的には「あまり勉強ができない子」がする仕事と思われているかも知れませんし、そんな一面もあるとは思いますが、ブログを続けることである意味「物書き」としめ力をつければ、「大工×物書き」という面白い掛け合わせが出来ると思います。

ブログを書いている大工はいますが、「読書好き」を掛け合わせると一気に減ると思いますので、コツコツ続けて力をつけて行きたいと思います。

今日の振り返りは「読書と物書きの鍛錬が本質を掴む力を養う(のではないか)」

対人関係の技術を磨く本

昨日はブログが途中で寝ました。

なので昨日途中まで書いた内容と合わせて2つ書こうと思います。

以下は昨日のぶんです。

本日は大阪摂津市までマンションモデルの仕事で行って来ました。現地の下道が異様に混んでいて片道1時間半以上、往復3時間以上の軽トラはチト辛い。

現場は今朝の時点で検査まであと2日ということで、大工5人で追い込み。

明日は加古川でサッシの入れ替えの予定でしたが、雨の予報で伸ばしてもらう事にしたので、明日もここ(マンションモデル)です。

今日はネタが思い浮かばないので、最近読んだ本(漫画ですが)の書評を簡単に書きます。

デール・カーネギーの「人を動かす」という少し難しそうな本の漫画版で、入り口は漫画の方がいいかも。

「人を動かす」という題名からは、人を操るようなイメージを受けますが、英語版の原題は、『how to Win Friends and Influence People』で、

「いかにして友人を得て、人々に影響を与えるか」

と直訳されるそうです。人を操ろうとする内容ではなく、コミュニケーションの取り方が書かれています。

気になったところを書き留めておくので、書評というより備忘録になりそうです。ネタバラシです、ごめんなさい。

若い頃に職を転々としながら話し方講座の講師になり人気を博したカーネギーは、受講生に必要なのは話術だけでなく対人関係の技術だと分かり、自ら自前で教材を用意しました。様々な文献を調べ教材としてまとめたものに改良加え出版したのが『人を動かす』です。

発売直後に大ベストセラーとなり、1955年のカーネギー没後も変わらず現代まで読み継がれている理由は、「人間関係の原則」という普遍性を持ったものだからです。

【人を動かす三原則】

「1 盗人にも五分の理を認める」

「人を非難する代わりに、相手を理解するように努めようではないか」

 

「2 重要感を持たせる」

「人間は例外なく他人から評価を受けたいと強く望んでいるのだ。この事実を、決して忘れてはならない」

 

「3 人の立場に身を置く」

「一方が損するのではなく双方の利益になるように」

 

この他に、【人に好かれる六原則】【人を説得する十二原則】【人を変える九原則】など全部で三十原則ありますが、著作権を無視して全てバラすほど悪人ではないのでこの辺でやめておきます。

という都合のいい理由ができたのでとりあえず昨日の分は終わりたいと思います。

ちなみにこの本は一度読んだだけではたぶん何も身に付かないと思います。実生活、実社会のなかで本と同じ内容を経験するなどして初めて理解できると思います。

簡単なことが意外とできていない

昨日は久し振りに稚拙な書評を書きました。

書評「Good Luck」

2人の主人公のそれぞれの言動によって物事がどう展開して行き、結果が違ってくるかがわかりやすい物語です。

1人は自分の要望が先立ち意図せずとも相手の感情を逆なでしてしまう言動で、もう1人は相手の気持ちを汲みながら自分の要望を伝えるという態度で、その違いによって相手の反応が変わるという当たり前の話で、

実際我々の生活では皆様々なパラダイムを持ち、相手の気持ちを汲むことが難しい場面が多いかと思いますが、「相手にどれだけ謙虚に接するかで相手の返答が変わる」という単純な方程式が当てはまることは変わりません。

ごく当たり前の単純な方程式ですから、自分の感情ばかり優先していては相手との関係はギクシャクするのは当然です。

私は夫婦関係のことをあまり書かないので、おしどり夫婦のイメージを持たれていることもしばしばありますが、実際には喧嘩もよくしています。

妻は私と話すときは感情が前へ出てくるタイプで、私はあまり感情を出さず要点だけ伝えるタイプです。(正反対)

しかし私も妻の言動に対し感情的になることが多々あります。

今まで自分の感情を優先してきた感がありますが、「相手にどれだけ謙虚に接するかで相手の返答が変わる」という単純なことを改めて気付くことが出来ましたので、以前よりも謙虚な姿勢で妻と話しができるのではないかと、またそうしようと思っています。

俯瞰するととても単純なことでしかありませんが、それが分かっていないまだまだ子供な自分に気付きました。

書評「Good Luck」

久し振りに簡単ですが書評を書きます。

とても読みやすく1日で読めました。

内容は、歳をとって再会した幼なじみがお互いの歩んだ人生の違いを確認し、何故一方がうまく行きもう一方がうまく行かなかったのかを、わかりやすいおとぎ話を通して認識するというものでした。

誰しも幸福を求めるが、それを受け取るに値する下ごしらえをしている者はひと握りである。という考えで、幸福とは、限られた人だけに偶然やってくるものではなく、下ごしらえをしっかりした者のもとに公平に訪れる。

運の訪れを待つ者と、幸福への下ごしらえをできる者との、それぞれの言動とその言動が招く結果を、わかりやすい物語で説明された内容で、シンプルに真理を突いた良書であると感じました。

また謙虚さや相手への思いやりがあるか無いかの違いによっても、それを受けた相手の言動に違いがうまれ、結果が違ってくるということが、おとぎ話の2人の主人公を通じてわかりやすく理解できるように書かれています。

それ以外特に書くこともないくらいシンプルに真理を突いた良書でした。